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偶然の存在

自分の存在は、父さんと母さんがいるから

私がいる

普段は考えないけれども

今回noteでおじいちゃん、おばあちゃんの話を

書いて今更ながら思った

偶然なのだ

今いる結果から見れば必然なのかもしてないが

私という存在は偶然なのだ

神さまがいるとしたら、私は神様の気まぐれで

存在しているのかも知れない

私の父さんは戦争で亡くなったおじいちゃんの子供

その話はこちらを読んで頂ければ・・・

父さんと母さんの馴れ初めも、最初はグループ交際で友達同士

お互いに別々に好きな人がいたらしいが

でも、ひょんな事から二人は付き合うようになった

まだ、交際中で結婚までは考えていなかったのだが・・・

母さんが妊娠した

今でこそ、デキ婚は当たり前だが当時は昭和の時代だ

かなり恥ずかしい事だったらしい

父さんと母さんは『どうしようか?』と悩んだ

そう、悩んだのだ


今と昔はだいぶ違うから、このまま産んだら世間体の風当たりが強いこと

生活の不安などなど

悩むことは尽きなかっただろう

もし、産まない選択をしていたら・・・


ここで、noteを書いている私は存在していない


産むという選択をしてくれたお陰で『私』がいる


私のおじいちゃんとおばあちゃんにも戦後間もない頃、子供が産まれた

けれども

戦後の食糧難、栄養失調などの影響もあり、生後何ヶ月で亡くなった


生きていれば、私の叔父さんだった人だ


私の親友も20歳で交通事故で突然亡くなった


つくづく人の生き死には

自分の意思が関係無いところにあると思ってしまう


戦争で亡くなったおじいちゃん

病気で亡くなった生後何ヶ月かの叔父さん

交通事故で亡くなった親友


彼らがこの世を去り、私がこの世に偶然存在する不思議


私が生きている不思議


いや、違うな・・・


生かされているんだ


自分の意思関係なく、この世に生まれた

そして、私の周りの亡くなった人も

自身の意思しないところで、この世を去っている


車を運転しながら、窓の外を見る

いろんな人が見える

この人達も私と同じように偶然に産まれたのだろうか?

いや、偶然ではなく必然に望まれて、産まれた人もいるのだろう

この世に生を受ける不思議を考えながら車を運転する


いろいろな偶然が重なって

今の私がいる

息子にも伝えたい

でも、伝えられる自信もないし

伝えなくていいんだ

私は今の歳になって、気づく事、思うことがたくさんある

若い息子にはまだまだ、わからなくていいんだ

その歳にならないと気づかないことが多いのだから

今はわからなくていいよ


偶然出会える不思議


私はこの偶然を大切にして行きたいと思う


いつ偶然に、この世からいなくなるかも知れないのだから

今の、この偶然を大切にしよう


もし、偶然このnoteを読んでくれた人がいたのならば

是非、これからも偶然を楽しんで、大切に❗️

そして、皆さんに『偶然の素晴らしい出会い』がありますように・・・・・

私達は、偶然の重なりの中で、生かされているのだ

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