やらないで後悔するよりやって後悔・・なんてするかー!ナックルボンバー

最初に

私、書く内容によって文章の感じが変わったりします。
一貫性がないのは宜しくないなど専門家の方の意見もありますが
尊敬する方のことを書くのに口語調では中々書けなかったりします。
仕事に関する告知文などもそうです。
が、基本は上下のような調子なので、そこんところ夜露死苦。

本文

前記事でアトリエ退去の件書いたよね。

カフェのオーナーさんから退去の話しを言われてからちょうど2週間くらいたちますた。

正直な話、聞いた後3日くらいは自分の中で

「何かモヤモヤするなあ・・・」

って密かにムカついてたんだよね(笑)

「私には何の落ち度もないのに、全部向こうの都合じゃん」

とかね。まあ、心狭い人間なんで。少しね自分が軽く扱われてる気もしたしね。

でも、荷物をまた家に運び込むために家での作業場や作業机を片付けていたら、そのモヤモヤやイライラは消えて行った。

カフェのオーナーさんだってコロナで緊急事態宣言になったりしてカフェの方にはお客様が入れられなくなって売り上げの問題とか自分の離婚とか色々考えなきゃならないこと一杯だったんだろうなと思えるくらいには心に余裕が生まれた。

家の作業場を片付けてて思ったのは余計なモノが多すぎるな~ってことと、自宅でもできることを他でやらなくても本当は良かったんだってこと。

うん、ソレハネ・・・アトリエ借りる前から自分でも判ってた。

自宅に場所がないわけじゃないの本当は。

でも、アトリエ持ちたかったんだ。

夢だったからさ。

私は家族とベッタリ家にいるのが苦手。

自分が家にいる時は家族はできれば外にいてほしい、学校とか職場とか自分が創作してる時は誰にも邪魔されたくないんだ。

でも、子供に手がかかる時は側にいてあげなきゃいけない。今ほど保育園がたくさんあったわけじゃなかったし、幼稚園も延長保育なんてしてなかった。

子供が大きくなってようやく自分の時間ができたと思ったら、今度は義母が認知症になって夫が引き取ると言い出した。
私と大喧嘩をして貯金「0」にして家まで建て替えて、嫌がる本人を無理やり説得して横浜に引き取ったのに、言い出しっぺの夫が2ヶ月で

「一緒に暮らせない」

って根をあげた。 横浜に介護施設探したけど入居費に1500万かかるって言われた。義母は自分が生まれた新潟に帰りたがっていたから新潟で有料介護施設を探したら1個所だけ見つかって、今はそこで面倒見てもらってる

義母の入所を終えて、やっと1人の時間が持てるなと思った矢先、今度は夫が会社クビになって家にいることになった。

もう、神様私に気が狂えって言ってるのかと思ったよ(笑)

丁度そのころ上の娘は就職氷河期の真っただ中でどこを面接に行っても落とされて帰って来て、すっかり自分に自信を無くして引きこもりになった。
下の娘は学校から発達障害の疑いがありと言われ、しょっちゅう先生に呼び出されていた。

夫は無職で引きこもりだわ、長女も無職で引きこもりだわ、下の娘は発達障害グレーだわ、貯金全部使って家建て替えたもんで一文無しだわ、生活費稼ぐために自分が働きゃいけなくなって外に働きに出た。

私が1人になりたかったのは誰にも邪魔されずに創作したい ためなのに
ちっとも1人になれない。まあ、カフェでは1人になれたけど。

でも、私が欲しかったのはそう言う時間じゃない。

誰にも呼ばれず、自分の好きなことに没頭できる場所!空間!

とにかく家族と・・・いや夫と離れたい、そばにいたくないと言う思いがどんどん膨らんでくる。

「1人になれるアトリエが欲しい・・・・」

高校からのほんのりとした憧れが強烈に頭をもたげた時

「みどりさん、上の部屋が空くんだけど、アトリエ欲しいって言ってたわよねどう?」

と言うお声かけが・・・乗りましたさ、悪い話じゃなかった、費用も場所も間取りの広さも ほぼ理想的。これを断る手はないと思って契約しましたのさ。

おりしもコロナの風が日本に吹き始めた頃で作業場として契約してすぐ緊急事態宣言になり私は対面での講座ができなくなり、とんかつ屋のパートも臨時休業になり収入の道が断たれた。コロナ前に購入した車の支払いもある、とても私のアトリエ代出せそうになかったけれど、少しだけ蓄えてあった貯金で部屋代を賄った・・・・


正直なところ、自分の作品で生計を立てられてるわけじゃないから、今回カフェのオーナーさんから退去の話しが来なくても長くは借りていられなかっただろうと思う。

それでも私は外に自分のアトリエを持ちたかった。金銭の事を理由にこの話を断ったら、私はきっと後悔すると思った。
そして夫を今よりも恨むだろうし憎むだろう。

今回、短い間だったけど自分の思いを果たせて良かったと思ってる。

他人から見たら無意味なことだったろうし無駄なことだったかも知れない。

でも、私には必要なことだったんだ。

そしてこれからは本当の意味でここが(自宅が)私のアトリエになる。
無理しなくても、創作できる環境があると言うことに深く感謝する。


ここまで読んでくれてありがとう。

これからもどうぞよろしく。

Ciao!!

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