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猫について / 日記 2023.10.19

体が疲れすぎてしまったようで、逆にうまいこと眠れなくなった。前は立ち仕事しかしてなくて、今よりも狂った稼働時間だったはずなのに、今日は一日中立っていたら、腰も足も喉も、すべてが疲れた。もちろん、それ以上に楽しかったんだけどね!やることが目の前にある方が楽しくて、人と話すと元気が出る。そういう性格で本当に良かったー。

寝れないから、ツイステをやったり、猫の写真をたくさん見たりしていた。ここ最近はXで動物の写真を見ることが、日常のささやかな喜び。いや、ささやかの閾値は超えたかもしれないな……、20%猫、80%ツイステ、くらいの割合かな。(ちなみに、ツイステは当然のように大部分を占めている。生活の柱になるくらい心を持っていかれていて、今生活をするための活力のすべてだから………。)

大好きな保護猫団体アカウントがある。異常に好きだから、一日に何回も見に行く。アカウント運用者(保護主)が、猫たちの日常をかわいらしく、時に目を背けたくなるほど悲惨な病状まで、センス溢れる文章や写真を使って、遠く離れているはずの我々まで届けてくれる。変に感情移入してしまって、猫が元気だと嬉しくなるし、病気になると泣いたりすることもある。一度、そんなに心動くなら危ないから見ない方がいいんじゃない?って言われたけどその通りかもしれん。

その保護猫団体では、様々な猫たちが暮らしている。元気な子猫。病気の猫。造形の美しい猫。保護主が贔屓してる猫。どの猫も、しあわせな表情をしている。拾ったときはボロボロで危なかった猫も、丁寧に面倒を見てもらって、すぐ愛情に満ちた姿に変わる。病気の猫について投稿していたときに「なにが幸せかは分からないけど、幸せでいてほしいです」と書かれているのを拝見して、その暖かさに胸が苦しくなった。猫の幸せを我々が理解することは難しいかもしれないが、こんなに大切にしてもらったら猫たちは嬉しいんじゃないかな。その証拠に、幸せそうな姿をたくさん見せていただいている。

九州の保護猫団体なので、都内在住の私が彼らをお迎えすることは叶わない。代わりにほしい物リストから物資を送ったりすることで、猫たちや団体のためになれば、という願いを届けようとする。
お金をこういうふうに使いたいと思う。とはいえ、裕福じゃないから、私にできるのはトイレシートをたまに送るくらい……だけど……それでも、猫たちの生きることに、少しでも役に立てたら……と思う。彼らに一生会えない私には、それ以外なにひとつできないから。せめてな。

時々、人間のことがいやになる。自分も人も。特定の個に対する嫌悪感ではなく、人としてのどうしようもない仕組みについて考えると、あまりにもやるせなくて、人生の希望が見えなくなる。こういう時は、困っている動物たちに、私のわずかな財産を全て差し出してしまいたくなる。
どれだけ生きるのが嫌になったって、私はどうせずっと金を稼ぐために働く。どれほど心が辛かったとしても、絶対に仕事を辞めようとしないだろうし、今までもそうだった。生きたくないくせに、生きることを諦められないんだよ。そういうところがしょうもないかも🥺と思うわけです……お腹空いたら、食べてないような顔をして鳴いている猫の方が、人間より、よほど合理的だよな。

実家で飼っている猫と最後に会ったとき。今年20歳。鳴き声がでかくなっていた。老猫だから耳遠いのかな?


猫になれたらいいのに。そして、できれば金持ちの独身貴族とかに飼われたい。かわいい生き物になって、おだやかに愛されたいし、とにかく人に世話されたい(欲むき出し)。可愛くなることも、愛されることも、世話されることも、すべて私の望むことだと思う。なにも叶わないから、毎日働くし、自分のことは自分でやる。成人女性だから我慢できるけど、子猫だったら我慢できなかったね。

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ここに投げられたお金を、酒代に使ってしまうような私で、申し訳ありません