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「棒人間」を使って生成AIにキャラクターのポーズを指示する方法

こんにちは!
前回の記事では、生成AIにキャラクターの画像を出力させる方法をご紹介しました。今回は、その応用編となります。前回をまだご覧になっていない方は、ぜひご覧になった上で、今回の記事を読み進めて頂けたらと思います。

キャラクターに任意のポーズを取らせる

前回の記事をお読みになって、自分の生成したいキャラクターのイメージ(特徴)が大体把握できたかと思います。実際に生成させてみた方もたくさんいらっしゃるようで、お役に立てて何よりです。

今回はそのキャラクターに任意のポーズを取らせてみましょう。文章でポーズを説明できたらそれが一番の近道なのですが、なかなか難しいかと思います。そこで次のような手法を使用します。

1)棒人間にポーズを取らせてみる

まずペイントソフトを使って、棒人間を描きましょう。そんなに複雑な画像でなくてOKです。私は以下のような棒人間を用意しました。

センスの欠片もない

余談ですが私、中学生時代に美術の成績は5段階評価で1を貰ったことがあります。(赤点って本当に赤字なのですね)

2)Copilotに画像を解析して、テキスト形式にしてもらう

ここで毎度おなじみ、Copilotさんの出番です。プロンプト入力欄に先の画像を添付し、解析をお願いするのです。以下は私とCopilotとのやり取りです。

自分「この画像がどんなポーズか分かりますか?」(先の画像)

Copilot「画像の説明によると、このスケッチは棒人間が特定のポーズを取っているようです。一方の腕を上げ、もう一方を横に伸ばしており、脚は動きや特定のスタンスを示唆する角度に曲がっています。感情や身元を示す顔の特徴や詳細は描かれていません。具体的なポーズは識別できませんが、動きやダンスの一部である可能性があります。どのようなシーンやコンテキストでこのポーズが使われるかについての追加情報があれば、より正確な解釈が可能かもしれません。何か特定のシーンを想定していますか?」

自分「片手を高く上げ、ジャンプしている様子です。」

Copilot「理解しました。その説明に基づくと、棒人間は片手を高く上げてジャンプしているポーズをしているようです。このポーズは、活動的なシーンやスポーツ、ダンスなどで見られる典型的な動きを表しているかもしれません。もしこのイラストに関連する特定のアクティビティやコンテキストがあれば、さらに詳しくお答えすることができます。何か特定の情報をお探しですか?」

3)生成したいキャラクターの特徴を入力し「このポーズで描いてください」と指示する

自分「では、このポーズでちびキャラの女の子のイラストを描いてください。茶髪のポニーテールに緑の瞳、緑のパーカー(以下略)」

Copilot「描いてみますね。」

イメージ通りのイラストが出てきました!

まるで魔法のようで、なんだか空恐ろしさすら感じます。

もちろん私はイラストレーターや絵師さんのことを尊敬しています。私の場合美術はまるで素人ですが、それでもこんなイラストを生成させることができるのです。

プロがこの技術を使いこなしたら…そう思うと、何だかワクワクしませんか?
まだ反響を見る限り少し時期尚早かなと思いますが、いずれ生成AIがツールとして上手に利用されるようになって、皆がより豊かで楽しい生活を送れるようになると良いなあ。と思っています。


今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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