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【「画像生成AI」シリーズ】背景を生成させてみよう

はじめに

こんにちは!
「画像生成AI」シリーズ、第4回です。
本シリーズは、「画像生成AI」の使用方法について解説しています。使用するツールは、Windowsに付属のCopilotに限定しています。PCあるいはスマホから誰でも気軽に、無料で使用できるので、ぜひ参考にしてくださいね。

前回の記事では、対話形式で人物の画像を生成させる方法について解説しました。

今回は前回と同じく対話形式で、背景画像の生成を試みようと思います。

背景画像を生成するプロンプト

まず、今回使用するベースとなる画像を生成します。
今回のお題は「田舎の風景」です。

のどかな田舎の丘陵地帯の画像が出力されました。
これを元に、様々な要素を付け足すことで画像に変化を加えていきます。

1)時間帯を指定する

まず、画像の中の時間帯を指定してみましょう。今回は「朝焼け」をお願いしました。

朝日なのか夕日なのか…そこは曖昧な部分ですが、上のような画像が生成されました。
他にも時間帯に関するプロンプトは、以下のようなものが挙げられます。

  • 夕方

2)画像の中に指定した建物を入れる

家がぽつんと一件だけというのも寂しいので、次は画像の中に風車小屋を追加してもらいました。

「朝焼けの田舎の風景」はそのままに、風車小屋が画像の中に追加されました。

3)タッチを指定する

ここまではタッチや画風を指定していなかったので、写実的な画像が生成されていました。ここで、タッチを指定してみるとどうなるでしょうか?タッチに関するプロンプトについては、過去の記事を参考にしてください。

今回は、水彩画風にしてもらいました。

雰囲気が変わりましたね。「朝焼けの田舎の風景」に「風車小屋」が加わり、水彩絵の具で描いたような、ぼんやりとした画像になりました。

4)人物を追加する

ここで、人物を一人追加させてみましょう。三つ編みの、エプロンスカートを着た女性を入れてもらいました。

今回の主題だった背景を潰さない程度の存在感で、良い具合に女性の後ろ姿が追加されました。もちろん「田舎の風景」「朝焼け」「風車小屋」「水彩画風」の要素はすべて抑えられています。

5)アニメ風にする

この後に追加で「アニメ風にしてください。」と入力するとどうなるでしょうか?

まるでアニメのワンシーンのような、見事な画像が生成されました。

今回生成したものは、あくまで一例です。背景のテーマは「ビーチ」でも良いですし、「草原」あるいは「森」でも良いです。

おわりに

今回はCopilotの特長を生かし、対話形式で背景の画像を生成する方法についてご紹介しました。私はこのようなAIの能力が正しく活用され、皆様の未来の創作活動が豊かになることを祈っています!

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。スキやコメントを頂けると、とても励みになります!

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