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2022年11月 ブラックフライデー計画

最近は年中セール&円安。それでも心躍るBF。狙っているものを列挙!

Softube / British Class A

Neveのチャンネルストリップ。SSL=味をつけない正統派で、Neve=太さや重心をコントロール、API=高域が抜けてくる。という雑なイメージがある。👍太さや重さは、うまくコントロールできるものがあると良いなぁと思っていた。デモしてみたら、思った通り。BFを待たずして、80%オフ短期セールが来て入手。

Presonus / StudioOne6

👎当初はがっかりアップグレードだった。
👍表示のカスタマイズ、トラックプリセット、エクスポート時のラウドネス設定、Vocoderの可能性など、かゆいところに手が届くものと分かった。何より、Studiooneとともに生きる決意をしたので、どうせ6.5でアップグレードするぐらいなら、早めを選択。DTM Stationで10%オフクーポン情報があったので導入(BFはアップグレードセールはなかった)。Toolboxの存在も後押しに。

UVI/ Soulbass

👍UVIからベース音源が出たら欲しいと書いたら、いきなり出た。UVIはイントロセールが安い。SoulDrumを持っていたので、バウチャーもメールで届き、迷いなく導入。シンベも入っているので、太いベースが簡単にできる。👎読み込みが若干重いので、Drum同様にLiteプログラム希望。

BFの狙い目3点が、BF前に入手終了してしまった。

フリープラグイン

BFはフリープラグイン配布も重要なイベント。必要なものは頂きます。

Soundtoys / Little radiator

👍Soundtoysのプラグインは好み。何度も全部入りを買いかけているが、自重中。フリー配布に感謝。👎使ってみたが、バッチリはまる場面が限定的。

Baby Audio / Comeback Kid

BFとは関係ないが、ADAM AUDIOの製品登録ページからもらえたやつ。ADAM AUDIOの製品を持っていたら、ユーザー登録でフリープラグインページからダウンロードできる。👍名前の通り、音の返り方がひと味違って楽しい。Baby Audioプラグインに興味が増した。と思ったら、バンドル$130オファーがメールで来るという、分かりやすい撒き餌。👎プリセットが、ファイル選択形式なのは、なえる。

UVI / Prime8+

👍欲しかったUVIクオリティーの808が、いきなり無料配布。驚いた。太い。カッコいい。ウレシイ。👎その太さが、仇となる場面も多少はある。まぁ、808使っている時点で、そういうことではないけれど。

Sound Particles / Air Music Edition Plugin

前にフリーでもらったパンプラグインが実用的で良かった。音の距離感をコントロールできるAIRがフリーで配布。👍こういうのは便利グッズ。👎使ってみたら、ちょっと思っていた感じとは違ったので、アンインストール。

iZotope Audiolens

ストリーミング音楽を分析してリファレンスファイルを生成できるデスクトッププラグイン。👍便利!と思ったが、OzoneなどiZotopeで使えるリファレンスファイルを生成するだけで、👎iZotopeっ子ではない自分には不要だった…1分でアンインストール。

Waves

毎年恒例のプレゼント。今年はなんだろう。動画を見る限り、真空管サチュレーションみたいな感じ。見事正解。LIL TUBEなるシンプルなサチュレーションプラグインだった。マグマシリーズなるものを始めるようだ。さすがに、サチュレーション系はお腹いっぱい。

Tone Projects / Basslane

👍ローのコントロールができるプラグイン。👎ダウンロード画面に進めず。良さそうだっただけに、萎える。動画のプロバージョンを買えということなのだろうか。

狙っているやつ

Sonnox / VoxDoubler

6200円(通常12400円)
ダブラープラグイン。WavesのReelADTがかなり良く、ダブラーの可能性に気づいた。👍色付けがなく、コントロールできるやつが欲しいところ。11月29日まで50%オフ。👎以前、もう少し安かったこともあったような気がするので、見送り。

Synthesizer V Studio Pro スターターパック

¥15,300(Amazon価格)
vocaloidは声の調整で挫折した。👍MIDIノートを打つだけで、人間のように歌ってくれるソフトで、かつ、AIが歌い方のバリエーションを提案してくれて選べるみたいなボーカルソフトがあれば、変な歌のボーカル音源として欲しい。変な歌を作りたい。👎BFセールはない模様。見送り。

D16 Group / Phoscyon 2

9000円(29日まで。通常¥18,000円)
TB-303のモデリング。👍以前、デモした時にとても楽しかった。👎1万円切ってきた。うぅ。買うぅ。

Softube / OTO Biscuit

10690円(Mi7価格。おそらく11月末まで)
Moogerfoogerは、ぐっと来たけど、価格で踏みとどまった。👍OTO Biscuitは、同じく価格で長年踏みとどまっているやつ。👎BF来たが、1万円超えで動けず断念。

Softube / American Class A

13000円(Mi7価格。おそらく11月末まで)
APIのモデリング。British Class Aが、すごく使いやすいので、👍明るさをコントロールできるコイツも欲しくなった。👎高音のコントロールは、今のところ、EQで良いかな。

UVI / VV4

セールで48000円(自分のアップグレード価格通常7万円)
SonicPassに踏み切れず、音源を少しずつ集めている。👍真打ちのVV4は、欲しいやつが全部詰まっている。👎4万円超え。SonicPassは年間$240。いずれも、ハードル高くて、今年も見送り。

EVAbeat / Melody Sauce 2

6000円(通常9000円)
メロディー生成プラグイン。👍コード生成にScaler2を愛用している身としては、メロディーを生成してくれるこのプラグインは、良き相棒。👎メロディー生成の精度が試せないので、リスクはある。12月5日までセール。

Chaos Expansion Pack (For Portal)

3300円(通常4900円)12月5日まで。
Output Portal用のプリセット集。👍Movementは、プリセット導入で、無茶苦茶使えるようになったので、こちらも期待大。👎デモを聴くと、激しめなのが多そうという懸念。

Pulsar Audio / Mu

7600円(通常23000円)
何度も買いそこねているグルーコンプ。👍おとなしめの楽曲の音量上げには、最適と思われる。コンプ熱が低いので、毎年スルーしてしまう。👎そもそも、音圧強めな音ばかり使いがちなので、この手のコンプの需要が少ないという個人的事情。セールは11月24日までで、今年もスルー。

BABY AUDIO バンドル

BFで12月5日まで2万円(アップグレード価格)
本気で欲しくなってきたので、冷静さを取り戻すために、各プラグインをチェック。

○IHNY2
👍以前気になっていたIHNYの「2」。コンプをXYパッドで制御するというシンプル設計。このパッツン感は、出しにくいやつ。👎録音素材を使わない自分にとって、コンプを使い分けるという場面は少ない。

○Crystalline
👍リズミックリバーブというのが、気になる。GUIも使いやすそう。👎変わり種リバーブだと、OutputのMovementと重なる部分がある。

TAIP
👍現代的テープサチュレーション。👎サチュレーション系のプラグインは、飽和状態。

Smooth Operator
👍SOOTHE2みたいなのを、1つは持っときたいという、願いを安価に叶えてくれるやつ。👎ディエッサーじゃなくて、こっちを使うことがあるのか、そもそも、使いこなせるのか、微妙。

Spaced Out
👍アンビエント系プラグイン。ランダムサイコロが素敵。👎さすがに、OutputのMovement&Portalと重なる部分が大きい。むしろ、Portalのプリセット集を買いました方が、幸せの予感。

○Super VHS
👍名前が良い。名前通りの効果が出るなら良い。モジュレーション系は、コントロールが効くやつが欲しいところ。👎RC-20のVHSプリセットとの違いが、どれくらい出るのだろう。

Parallel Aggressor
👍パラレルプロセッシングツール。コンプだけでなく、サチュレーションもパラレルプロセッシングというのは、良さげ。👎パラレル系は、音の変化をうまく聞き取らないといけない。そういうツールをBaby Audioに求めていない気がする。

気になるのは3つ。👍現在のセールでも、計18000円くらい行ってしまうので、バンドルの方がお得。👎デモしてみたが、何か違った。好きな音の感じというのは、聴いてきた音楽が大きく作用している気がする。90年代テクノど真ん中の自分が好む音というのは、一般的な感覚とはズレているのかもしれない。

Soundtoys バンドル

アップグレード 14000円(所有プラグインによる、11月28日まで)
SoundtoysもBF到来。ちょこちょこ買っていたら、アップグレード価格が、99ドルまで来た。👍Tremoletorとか、Sie EQとか、Microsiftとか、ちょっと欲しいやつはある。Soundtoysは、プリセットが良いので、使いやすい。👎全体的に好きな感じの音だが、皆さん絶賛のDecapitatorは、好きじゃない。となると、追加されるプラグインのメリットは微妙。

SOUNDTHEORY / gullfoss

13000円(sonicware 11月末まで)
マスターチェインで音を明瞭にしたいという欲求はある。ということで、デモしてみた。👍確かに、音の分離が良くなる。正直、どの帯域をどうイジれば良いのかというのを判断するのは難しいので、目的に沿ったパラメータをイジればいいというのは良い。👎electronic musicの宿命か、録音素材がないので、そもそも音の濁りがあまり発生しない。パラメータを極端にすれば、効果が分かるが、ちょうど良いというところで、Bypassして聴き比べても、ヘッドホンで誤差の範囲内という感じ。マスターチェインに挿す便利ツールは、自分の音楽には意味をなさないと切ない気持ちに。そもそも、キレイな音が嫌いで、インディー感を好むので「音を明瞭にする」というのが、駄目なのかもしれない。

Sonnox / Oxford Dynamic EQ

17000円(MI・11月末まで)
というわけで、ダイナミックEQで、突発的ピークを抑えるのが良さげ。👍ピークを抑えたいという目的にあったGUIに好感が持てる。試してみたら、かなり使いやすかった。ClaroにダイナミックEQ機能をつけてほしいと思ったが、このEQの存在と負荷を考えるとつけないことに納得。外科的EQは、Claro&DynamicEQで事足りる。成長のために必要なプラグイン。👎BF価格でも、それなりのお値段。

A.O.M / Invisible Limiter G3

12000円(G2からのアップグレード価格)
マスターチェイン良化計画は、結局、ここに落ち着く気がする。👍ピークを抑えるなら、多段リミッターで音を制御してしまうのが良い。EQは、どこを抑えるのかというのが難しい。👎A.O.Mはセールなし。

まとめ

買ったもの寸評。
Melody Sauce 2:提案してくれるメロディーの打率が高い。自分の作ったメロディーは、恥ずかしいので、心強い仲間ができた。
Portalのプリセット:カオスの名の通り、かなりカオスなエフェクトプリセット。使い所が難しくて、少し残念。
SonnoxのDynamicEQ:高額だったが買った。余分に感じる周波数は、町中華感を大切にする自分にとって、自動処理は難しいと感じていた。使いやすい中華包丁で「脂っこいけど旨い」みたいな処理をしたい。
Phoscyon 2:最初にデモして良かったやつは、いつかは買うという。90年代テクノ世代にとって、この音が出るだけで感涙。

…曲作ろ。

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