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midunoが音声編集に使っているプラグイン・エフェクト

基本的にはあまり音を激しく加工するエフェクトは使いませんので、主にイコライザー(EQ)やコンプレッサーの紹介となります。
私はこれが使いやすいですが他にオススメがあったら教えてください。


①NovoNotes 3DX Standard

3Dパンナーです。音をパンニングする際に使用します。
ステレオだけでなくマルチチャンネルのパンニングも可能です。22.2chまで対応。
特にAmbisonicsからのHPL(ヘッドフォン・リスニング/バイノーラル)変換のクォリティーが素晴らしいです。

<参考音源>Ambisonicsコンバーターの比較


②Sonnox Claro

パラメトリック・イコライザーです。
激しくEQをしてもラウドネスの自動調整機能で音量感が変わらないのが便利です(自動調整機能は解除もできます)。
スペクトラム・アナライザーをONにすると動作がやや重め。

<参考音源> 風音カンパノロジー

Q幅最小でEQするとこんなこともできます。


③WAVES C1(SC)

C1の中に含まれているサイドチェイン・コンプレッサーです。
狙った帯域だけ叩くことができます。イコライザーだけで上手くカットできない場合に使います。SCに関してはサンプリングレートが96kHzまでの対応。
最近はダイナミックEQを使うことが増えました。

④IK Multimedia T-RackS

マスタリング用プラグインです。
コンプレッサー、リミッター、ソフトクリッパーを使います。
強めにリダクションを掛けても破綻しにくい点と太い出音が気に入っています。
またステレオ感の調整にフェイズ・メーター(位相計)が非常に役立ちます。

⑤iZotope Ozone

マスタリング用プラグインです。
マスター・アシスト機能が便利ですが音圧が高めになる点が気になるので、ダイナミックEQだけ使ってピーク成分を抑えています。

⑥iZotope RX

オーディオ・リペア用プラグインです。
編集の最初の段階でノイズをカットしたり、最終段階でラウドネスを揃えたりする用途で使っています。
プラグインとしても使えますがスタンドアロンモードで使うことが多いです。

⑦Blue Cat's Patchwork

プラグインコンバーターです。VST版しかないプラグインをAAXとして使用したりする場合などに非常に便利です。

(引き続き加筆予定)


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