傷つくことば/心が軽くなることば

普段は傷つきやすいほうとも、傷つきにくいほうとも意識していないけれど、トラウマ経験の影響でしょうか、今は傷つきやすくなっていて、励ましも素直には受け止められず、きついです。

傷ついた対応や言葉を記しておいて、自分がケアするとき役に立つかもしれないので、一事例として心にとめておこうと思います。

➡は言われたときの気持ちや、では、どう声をかけられたかったか、など。あくまで主観的なメモ。(元気になったら、エビデンスも追記できれば)

傷ついた言葉◇

・教員より どういうつもりだったかや気持ちをきかれる。
➡質問は暴力にもなりうる。質問してもいいかの了承をえる。答えたくないことやわからないことは、答えなくてもいいことを事前に伝える


・教員より 質問に対する私の返事を待たない、答えが出ないと代弁される
➡「
ゆっくりでいいですよ。」

「言葉にはしにくいですか」の代弁ならいいのかも


・教員より (ex 実習中に対象者を受け持ったら、集中できると言ってたけれど。)前言ってたことと言動が違うことを指摘される
➡以前の言動と比べられるのはきつい。できないものはできない。

・教員より (ex 私もお産で辛かったから、復帰したらこんな思いはさせないと思った)他人と比べたり、自分の例をあげる
➡正論は全く役に立たない。他人と比べないでほしい。自分の例をあげる時は、共感に使う時のみにする。ただし、受け取った相手は比べられたと感じるかもしれないので、慎重に。

・母親より(大変な仕事ってわかってたやろう、覚悟して来たんやろう)
➡そのとおりです、ただただすみません。でも心が壊れている人に言っても、やる気を出させる効果はない

・母親より(ex そう言うときは「……」っていっぺんでもいいから言うねん)お経を唱えることをすすめる
➡あー、善意で言ってくれてるからやっかい、めんどくさいな

・母親より(ex ずっと(私のことを)祈ってるねんで)
➡祈る時間あったら、家事を手伝って欲しい。回復をあせらせないことが大事

・カウンセラーより(カウンセリングに行ってることが弱みというか、弱みを見せたくないと言う人もいます)
➡カウンセリングうけることは弱みなのかな

・教員より (元気になり、本来の力を発揮できることを祈っている)
➡やっぱり力を発揮できてないもんなぁ。でも気にしないでおこう。励ましは今の自分を否定されているように感じる

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◇逆に心が楽になったことばやすっと納得できるアドバイス

これらの言葉をくれたのは心療内科の医師やカウンセラーさんに限らず、周りの方々。どちらかというとと人生経験豊富な年配の方が多いかな。

・それは辛かったですね。それはきつかったですね。

・よくがんばりましたね。

・心身を休ませることが大事。

・この経験がバネになって、きっと乗り越えられるよ。

・その分、(対象者に)寄り添えられると思うから。

・意見を言わせてもらってもいいのであれば…(と添えて、アドバイスをくれる)

・なんでも人のせいにしたらいい

・自分が大事

・(対象者さんに感情移入しすぎてしまうことについて)映画は映画、相談は相談、これは人のことって思う

・何年でも休んだらいいのよ

・自分も休学したことがあるが、とても貴重な時間になった

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またこれからも追加していきます。『PTSD とトラウマのすべでがわかる本』(講談社)という本には周りのサポートとして

言い聞かせるのではなく、よい聞き手になる 必要なのは「グッドリスナー」

とありました。確かに正論言われたり、人と比べられたり(過去の自分も含め)がとてもとても辛いです。逆に聴いてもらって気持ちに共感してもらうと心が楽になります。

二次被害はトラウマ体験にあった本人が周囲の人の不適切な対応によって、さらに傷つき被害を受けること

二次被害も体感としては、同じぐらいの辛さです。これからケア提供者として決して二次被害を与えることがないように、学んでいる途中です😌

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