【下半期】#2021年Vtuber楽曲10選【①V楽曲オタク みゅーの場合】

こんにちは、オタクです。
今年も…と言おうとして12月中旬から記事を書き続けてたんですが年内に間に合いませんでした。
ということで、アレの季節がやってまいりました。

例により順不同、今回は下半期に絞って選んでいきます。上半期は↓

【ご報告】

V楽曲オタクのみゅー」と「DJみゅー」の好みがまるで異なり、記事的にも自分の中でも収拾つかなくなってしまう為、記事を分割させていただきました。
同時に投稿しているので合わせてお楽しみくださいませ。

■おしながき

※こちらの記事は「V楽曲オタク みゅー の下半期楽曲10選」です。

お前の10選にあの曲入ってないのは明らかにおかしいだろ」ってなる「あの曲」や「あの曲」が入っている「DJみゅーの下半期楽曲10選」(語彙低め)👇

番外編:「もっと評価されるべき2021年VTuber楽曲10選」👇

番外編2:「2021年下半期の全部いい!アルバムやEP10選」👇

■本レギュレーション(引用)

ルールは魂ネタはなしってことくらいです

え?10選だから10曲選ぶんじゃないのって?
100曲でもいいよ(にっこり)

企画:2021年Vtuber楽曲10選 やりましょう!! より

■独自レギュレーション

・下半期でやるのでだいたい下半期に音源リリースされた曲から選曲。
リマスタリング、リミックス、カバーは対象外、音源で出てないオリジナル楽曲は(掘りきれてないので)選曲できてません
電音部(のVTuberCVや作曲の曲たち)を入れてしまうと電音部楽曲10選になってしまう予感がするので、今回はナシとしています。
そのぐらい間違いないのでみんな電音部聴こう。

■プレイリスト

今回も候補曲まとめて聴けるプレイリストを作成しました。よかったら聴きながらどうぞ。

■ほんへ

Stellar Stellar / 星街すいせい

だ~ってぼ~くはほ~しだ~から~\パーパーパーパー↑/すてらーすてらー\ドゥーンバーン!/

作詞:星街すいせい 作編曲:TAKU INOUE

新曲と未配信曲を携えた3ヶ月連続リリースを経て、ついに待望の1stフルアルバム「Still Still Stellar」をリリースしたホロライブ0期生星街すいせい。そんな星街すいせいの1stアルバム1曲目に収録された新曲からセレクト。

同ペアの「3時12分」もこちらのStellar Stellarも、リリース当初からUSENを通して日常の様々な場所で聴く機会があり、VTuber楽曲シーンにとどまらない広がりを見せています。もうJ-POPシーンで語れるレベルよ…。

歌声オンリーで「だって僕は星だから」と歌う開幕一発目、「星街すいせいの最初のアルバム1曲目」としてこれ以上にふさわしいものは無いのではないか、と感じさせられるぐらい大きな印象と衝撃を与えられました。

この曲は歌詞も歌声も曲も良くて、「全部いい!」でくくってしまいがちなんですが、個人的にはMVが本当に好きなんですよね…。

その手を伸ばして 誰かに届くように
僕だって君と同じ 特別なんかじゃないから

A,Bメロでは画面の中で歌っているすいちゃんが描かれていましたが、サビ前のこの詞(↑)からのサビで現実世界に出てくるといった展開となってます。
この「画面の中の存在」を超えていくような演出が本当に好きで…

Bメロ前の1枚
カメラワークやリリック、映像演出も本当に良い

歌詞からも映像からも、VTuberは僕たちと同じ存在なんだなぁ…と強く感じさせられ、その中ですいちゃんはすいちゃんらしく、歌うことで輝いている姿を見ることもでき、非常に勇気をもらえる楽曲になっています。

これは本当にMVを通して見てほしいので、もしこの記事を読んでいて見てない方がいたら見てください。見たことある方ももう一回見てください

全人類が好きなイノタクのクソデカミュージックと全人類が好きなすいちゃんの圧倒的なクソデカ歌唱力が合わさったクソクソデカデカソングには、全人類勝てないってワケ…。

画面の中の君が好き / AZKi

その化粧した君の顔が好きーーッ!!!!

作詞・作編曲:瀬名航

AZKiの3周年配信ライブ「3rd Anniversary Live Over Light」にて初披露され、先日MVと配信リリースが行われた新鮮な楽曲です。クソデカオタク感情ソング

みんなのうたです!

画面の中の君が好き 概要欄より

実は忙しくてライブを見られていなかった為、MVが初見だったのですがそれでもめちゃくちゃくらいました。そして執筆中にライブ(↓)を見て、改めてバカほどくらっています。

概要欄の「みんなのうた」とは名曲が生み出されがちなN○Kのアレではなく、「VTuberを追っているファン」のみんなの思いが歌われた楽曲となっています。
(「画面の中の」という文脈を除けば「推し」がいる人全ての感情にも通じる、そんな「みんなのうた」となっているのかな、と思ったり。)

推しに対して普段思っている感情や衝動を、僕たちからすれば「推される側」であるAZKiが歌うことの良さ…

思っていることであるからこその共感はもちろん、感情を歌に乗せるのが上手いAZKiが歌うからこそ、この曲に込められた思いがより助長されているように感じられます…。

この曲を僕たちから見た歌詞の本質(※独自解釈)は、「楽しく自由に生きて、輝いている君が好き」「推しよ、自由に健やかに生きてくれ」ってところだと思っています。

君の言葉が、僕に刺さった。
君の歌に、僕は揺さぶられた。
君の配信に、僕は夢中になった。
画面の中の君が、僕を救ってくれた。

きっかけはそれぞれだけど、それがあり好きになったから推しなわけで。
好きな人にはどうあっても楽しく、自由に生きていてほしいわけで。

いつか画面の外へいなくなっても
画面の中にいた君のことを、
君自身が好きでいてくれてたら
嬉しいな。

そんな「推し」を、僕が好きな」を、いつか卒業する日が来たとしても、いつまでも「君自身が好きでいてくれたら嬉しいな、と思うわけで。

君にとってこの場所が 生きる糧になれたなら
僕は幸せだ 幸せだから

応援する側にとって、応援してきたこの1ページが、この場所が君の糧になっていたら本当に幸せだな、応援してきてよかったな、と思えるわけで。

もちろん世の中も自分の感情も、こんなきれいな思いだけでできているわけでは無いけれど、それでも推しには楽しく生きていてほしいものです。

僕の場合は「推しが卒業、引退、休止した」という経験はそこまで多くないのですが、0ではありませんでした。
少ないとはいえ受け止めるのがだいぶしんどくはあったのですが、休止や引退していった推しに対しては、「絶対わすれてやんねーかんな!!!」という気持ちと「幸せであれ!!」という気持ちを胸に刻んで進んできました。

この曲と出会ってそんな気持ちがより強くなったり、心揺さぶられたあの瞬間を思い出したり、今活動している推しが楽しそうでよかったって思ったり、いろんな感情で満たされました。
本当に歌ってくれてありがとう…𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬…

あと、僕のもう一つの解釈として、活動者さんから僕たちリスナーに対しても同じことが言える、そんな歌なのかなとも思ったりしています。
活動者さんにとってもリスナーは「画面の中の君たち」なわけで。
活動者さんにとっても「推してくれている君たちには幸せでいてほしいのかなって思ったり、好きになってくれた「君たち」の生きる糧になれていたらうれしいって思って活動しているのかな、って考えたり。

それが活動者であるAZKiが歌ってくれた意味なのかなって。
都合の良い解釈かもしれないけれど、僕はそう考えました。

そう考えたから、ってわけでもないですが、「推す側である自分も楽しく推そう」という気持ちがより強まりました。みんな楽しくいられたらいいね。

↓瀬名さんfeat.AZKiでEP出たのでそちらも要チェック

透過する世界で / 夕凪みちる

満ちていく ストーリーは
あの星の彼方へ

作詞・作編曲:chocck

7/12まで行われていたクラウドファンディング「みんなでつくるオリジナル楽曲&MV制作プロジェクト」にて目標達成し、10/23に正式リリースされた夕凪みちるの「これまでとこれからへの想い」が込められたオリジナル楽曲。

推しへの思いとか考えとかめっっっちゃ語った後に推しの曲語るの恥ずかしすぎてしんどいんだけど!!!って顔しながら書いています。

ちょうどこの楽曲は前回の上半期10選の時期にクラファンが行われており、その時期からリリースまで首をなが~~~くして待っておりました。
リリースまですごい待ちわびた気がしたけど実は3ヶ月ちょっとの出来事だったんだなぁ…

キラキラとしたメロディーライン、ノリやすいけどどこか浮遊感のあるインスト、それに乗って歌うみちるちゃんのキレイな歌声で、まさに「透過する世界」というワードで思い浮かぶような光景を見せてくれる楽曲となっているように感じます。

満ちるイメージと 変わらない日々は
いつか ほら みたこともない 明日になる

「満ちる」ってしっかり入ってるところにこだわりを感じます(うれしい)

日常を歩みながら、アイドルとしてこれからをイメージして進んでいく、「女子大生アイドル」である夕凪みちるを表しているような歌詞、ほんとにいいな…とおもいます…。輝いてるぞ…推し…(限界)(オタクはアイドルの輝きというものによわい)

歌詞も相まって自分の中で迷った時や凹んでいる時、悩んでいる時に聴くと背中を押されて前向きになれるので、自分の中である種縋れるような立ち位置の曲のひとつになっています。推しは救済
(それ抜きでも毎日聴いているのは一旦置いておくとして、)推しという点を抜きにしても純粋にめちゃくちゃいい曲…。

さて、ここまでは歌詞を中心に見てきたんですが、この曲はDJ的に語って置かねばならない点があるので、別記事で10選を書いているDJの方のみゅーを召喚します。

というのもクラファン告知の時点で「DJがついスピンしたくなる曲を作りたい」と公言しており、「アンセムを作り上げたい」とも言っていました。

クラファンの告知配信より コメント欄に毎秒スピンしたいオタクおるな…。

そうして出来上がった本楽曲は、まさにDJ的に使いやすい構成の楽曲に仕上がっています。

使いやすいポイント:BPM180、FutureやD'n'Bと自然に行き来できるようなサウンド、イントロがリバースシンバル→4→8小節の構成でつなぎ方の幅がある、1番終わりにしっかり8小節ある(ループも組める)、2番終わりに合いの手パートがあって盛り上がれる、1終わりから2番終わりに簡単に飛ばせる 等々…

ね?使いやすいでしょ?

めっちゃいい曲だしめっちゃ使いやすいので、たくさんの人に知ってほしいし、たくさんのDJさんにスピンしてほしいな~って思ってます。

アンセムは育て上げるものと思っているので、まずは知らない人にも知ってほしいし、MVを見てもらったり音源を聴いてもらったりの他に、DJイベント等で流れることで「いいじゃん」って思ってもらえることが増えればいいな~なんて考えています。どんどん広がれ推しのいい曲~!

あと俺もフロア側で聴きた~い!!(本音)

↓収益化達成めでたい!!

レオニズの降る夜に / 拠鳥きまゆ

いくら悲しみ知ろうとも ぼくは輝くことをやめられない

作詞、作曲:マッチ

9ヶ月連続リリース企画 「#nova_next」にて11/10にリリース、MV公開された拠鳥きまゆの12thSingle。

いつも全力の輝きを届けてくれるきまゆちゃんには度々心動かされており、今回は拠鳥きまゆ楽曲10選か~?という勢いで連続リリースの楽曲はどれも好きなのですが、その中でもこの曲には特に惹かれるものがありました。

もともと星や夜を想起させる楽曲が大好きなのもありますが、星に手を伸ばすビジュアル曲名の時点で「絶対好きなやつじゃん」と期待してました。きあとさんのアートワークも最高わね…。

そんな感じで期待値が高い状態でMVを見たのですが、見た瞬間に思わず息を呑んでしまいました
マッチさんによるエモカッコイイバンドサウンド、感情を力強く乗せたきまゆちゃんの歌声、楽曲を視覚でも浴びさせてくれるMV、全部にぶん殴られちゃった…好き…

まず歌がうめぇ!いや上手いのは元からそうなんですが、連続リリース企画でいろいろな基軸の曲を歌っていったりするうちに、歌声での表現力も上がっているように感じさせられました。
きまゆちゃんの心突き動かす歌声がほんと~~に好きなんですが、今回は力強さとか全力とかの方面に加えて儚さというかエモさというかが交わって、より心突き動かしレベル(?)が上がったように感じます。

(後者の感じはMemorableでよく出ててそれもめちゃくちゃいいのでおすすめです Memorable拠鳥は顔が良すぎる)

光を知ってしまったんだ 醒めない夢を見ていたいんだ
いくら悲しみ知ろうとも ぼくは輝くことをやめられない

話をレオニズに戻して、冒頭の歌詞とかぶる部分が有るんですが、ラスサビのこの部分がホンマに感情ぐわーってなりました。初見涙でたもん。これが感動というやつか。

楽曲面もそうなんですが、レオニズはMVもめちゃくちゃ良いんですよね…。(というか拠鳥の曲MVめっちゃ良くない?良いよね?)

サビの迫力がある歌詞の出し方とか、星を映して目がキラキラしたり、涙で潤んだりしてる表現とか、間奏で現れる文の演出とか、もう全部好き…

あとMVではいろいろな表情を見せてくれるんですが、やっぱりいちばん良いのはサムネにもなってる、MVだとラストで見せてくれる笑顔だよな…笑顔の女が一番かわいいよ…好き……

MVから かわいすぎるだろ…

12/28に #nova_next 最後の楽曲が出るので要チェック!←って書いてたら12/28までにこの記事を投稿できなかったのでもう出ちゃいました。てへ

うたかたとかして、めちゃくちゃ良いストーリーだったのでぜひみてください………ぼくはべしょべしょに泣いてしまいました

いつかの夏の物語 / YUZURIHA

飲み掛けのラムネと夏の空 私とキミの繋いだ手 変わらずに
何処までも続いて欲しいから この瞬間を切り取って残したい

作詞:K-REC 作曲:Kaito Akatsuka

7/20にMV公開された、Virtual Artist「YUZURIHA」による夏をテーマにした3曲目のオリジナル楽曲。
リリース時期にふさわしく、爽やかな夏恋の物語となっている。青春~~~~~~~!

爽快感溢れるピアノ+シンセロックなサウンドもさることながら、どこまでも伸びやかで、透き通って突き抜けるように爽快なYUZURIHAの歌声が夏にピッタリとハマっていて、聴いていて風が吹き抜けるような気持ちよさを感じます。

YUZURIHAさんの歌声は(特に高音の)伸びが本当に気持ちいいなって思ってるんですが、その良さが遺憾なく発揮されていて本当に良いんですよね……。マジで歌が上手すぎる……。

歌詞は夏の爽やかさを濾したような爽やか極まりない情景(?)と、思わずキュンとするような恋物語が描かれており、「うお~~~~~青春~~~~~!!!恋愛~~~すき~~~~~~!!!」となります。(語彙0(俺もこんな青春したい人生だった

私の小さな歩幅に合わせてくれた
そんな些細なことでさえキュンとする

かわいくないですか?こっちがキュンとしたわ

広がる青い景色の中 キミと二人で このまんまずっと離れたくない
鼓動がドキドキ 高鳴るストーリー 鳴り止まない 恋のメロディー

かわいくないですか??こっちも離れたくないが

サウンドについては冒頭でも書いたとおり、「爽快感溢れるピアノ+シンセロックなサウンド」に仕上がっていて、特にピアノが爽やかさをプラスしてくれているような感じがしてめちゃくちゃ好きです(オタクはピアノに弱い)

あまりに爽やか爽やか言いすぎて口の中がラムネ味になってきました(?)

さて、前回の10選で選ばせていただいた「まどろみを越えて」と、この「いつかの夏の物語」はどちらかというと爽やかできれいな感じの楽曲ですが、バッチバチにかっこいいオリジナル曲「依存ガール」「BUG DEVICE」もリリースされているので、かっこいいのが好きな方はぜひそちらもチェックしてみてください!(露骨宣伝)

ビタースウィートサマー / PashiRim

お願いもうこれ以上は なんて呟いた
『どうか、どうか溶けないで…』

作詞:neco 作編曲:フジタキョウジ

先日1周年を迎えた明葉(あるば)ハシリ梨夢(りむ)の二人による、日常と非日常を行き来するリアル系ガールズボーカルユニット「PashiRim」の初となるオリジナル楽曲。7/24MV公開、7/28配信リリース。
ほろ苦い夏の記憶を今でも思い出す、そんなテーマの楽曲になっています。

え?夏ばっかじゃんって?本当に夏の曲や雰囲気が好きなので夏にとらわれがちなんだよな…。
(今年は前半にタイムサーフもあったし、他にも夏曲がめちゃくちゃ豊作でした。豊作すぎてあと3回ぐらい2021年夏繰り返したい)

甘く切ない過去の夏の記憶を、大人になっても色褪せる事なく思い出す、大人になったからこそ「あの頃の感情の理由や意味」がわかってしまう、みたいなちょっと切ない夏の曲って感じの歌詞となっていて、聴いていて胸がすこしきゅっとなります。

ビジュアルでも手にもっていて歌詞にも登場する、「アイスクリーム」が追憶のキーになっていて、歌詞にダブルミーニングを交えながら要素が組み込まれているのがめちゃめちゃいいな~となります。

あとは要所要所で切ない記憶を掻き立てるようなギターの音や、下支えするシンセのキレイな音色が特に印象に残っています。ギターの残響具合が切なくも心地よくてSUKI...

そんな素敵な楽曲を歌っているPashiRimですが、先日12/25に冬テーマの2ndオリジナル楽曲「Snow memory」のMVが投稿されています。
こちらは心が暖かくなるような楽曲になっており、まさに今の時期にピッタリ!な曲になっているので、あわせてオススメしておきます。

また、デビュー以降の約1年は歌ってみたの比率が多い(21/12/27時点で確認した限り31本)投稿内容でしたが、2022年からはオリジナル曲中心のユニットとして活動していくことが発表されており、今後の活動に要注目となっています。みんな知ってくれ~~~~~~~!

you're / rapi & karato

壊れてく未来に目を閉じて
止まった時間は進む

作詞、作曲:karato

ぼっくんファミリー3女「rapi」が歌唱している、心揺さぶられるバラードナンバー。
10/1にリリースされた、イラストレーター「ぼっくん」先生の娘たち、「ぼっくんファミリー」(通称ぼっふぁみ)のオリジナル楽曲EP「Virtual Vivid Voice」(ぼっふぁみEP)に収録されている。

らぴちゃんの美しく儚い歌声を最大限引き立てるような、ピアノ呟くような歌声から始まり、サビ前にすぅっと引いて時計の秒針の音が響いてから、サビで溢れるように押し寄せる音感情全開の歌声で殴られるような構成になっており、歌詞の切なさと合わせてどこまでも感情が揺さぶられるような楽曲に仕上がっています。

初めて聴いた時は息を呑むどころか呼吸が止まって膝から崩れ落ち、心停止してしまいました。みんなは蘇生可能な状態を整えてから聴きましょう(1敗)

音源の段階でめちゃくちゃに喰らって聴くたびに涙を流していたんですが、12/3にアップロードされたMV楽曲の世界を更に引き立て、より強く楽曲に引き込んでくれるような、綺麗で切なく、とても素敵な映像となっているのでぜひそちらもチェックしてほしいです。美……良………好………(語彙消失の為終了)

Blue / 小西こに & やきにくたべこ

やがて僕は空の青さを知る 昔たしかに見たその色
カラフルなその世界では 僕は誰にでもなれる

作詞:小西こに、やきにくたべこ 作曲:やきにくたべこ

先程のyou'reが収録されている、ぼっふぁみEPこと「Virtual Vivid Voice」からもう一曲、小西こにちゃん歌唱の楽曲をセレクト。
こちらはジャジーなサウンドと変拍子が特徴的で、日本語と英語を交えた「籠の中の鳥」を想起させるような楽曲となっている。

この曲は今までの曲とちょっとベクトルが違うんですが、端的に言うとめちゃくちゃ音楽的嗜好に刺さりました
好きなんですよね…ウィスパーなボーカルジャジーなサウンド変拍子も……(開幕の5/8拍子の英語パートでもう「あぁ^~///」ってなります えっちだ…

こにちゃんの歌声もめちゃくちゃ耳当たりが良く、永遠に聴いていられそうな心地よさを感じさせてくれます。はぁ…すき……

一発目でド衝撃を受けた2曲を選びましたが、ぼっふぁみEPは他にも個性豊かなメンバーによるいい曲がたくさん入っているので、かわいくて個性的なぼっくんファミリーのみんなと合わせてぜひチェックしてみてください!

Third Place / 暖日いな

「この気持ちはきっと届かない」なんてことはないよ

作詞、作曲:[ahi:]

みんなを癒す陽光の魔女、暖日(あたか)いなの2曲目のオリジナル楽曲。10/29MV公開、11/30配信リリース。

名前や「陽光の魔女」というワードから連想できる、まさに陽の光のような暖かい歌声優しい歌詞が心に染み渡る素敵な楽曲になっています。
[ahi:]のあたたかみのあるトラックも相まって、聴いてて優しく包み込まれるような感覚になります。

比較的最近にオリジナル楽曲の配信リリースが行われ、そのタイミングで知ったばかりなのですが、一度聴いたときから心地いい暖かさを感じるこの曲の虜になってしまい、ふと聴きたくなって再生することがしばしば。
早くも居場所の一つになっている…!

現在はこの曲の他に、MV音源リリース済の「キミに溺れたい」「マスターキー」の2曲と、12/25にMVが公開されたばかりの「独り占めにさせてよ」の計4曲が公開されています。
どの曲もそれぞれ違った雰囲気ですが、全部良いな~~となる曲ばかりで、今年出会えてよかったなぁ、と思えた方の一人です。

↑最新リリース「独り占めにさせてよ」は暖かい雰囲気のトラックで恋する女の子の気持ちを歌うとてもかわいらしい楽曲。
記事を書いてる最中に上がっていることに気づいて聴いたんですが、紡がれる言葉が可愛くて韻の踏み方も心地よくて、かなり好みな楽曲でニコニコしてしまいました。これもヘビロテになりそう…!

↓これはThird Placeを作った人のおもしろい宣伝ツイート


Glory Days (prod. by Neko Hacker) / KMNZ

二人ならいつまでも 最強じゃん

作詞、作曲:Neko Hacker

8/17MV投稿、8/19にアーケード音楽ゲーム「CHUNITHM」に収録となったKMNZのオリジナル楽曲。

音ゲーマー的には「音ゲーの解禁が必要な新曲が収録前にMV上がる」ということにまずたまげたんですが、それはおいといて。(大体音源出るのが数ヶ月~数年、場合によっては出ないがデフォな音ゲー初出曲としてはあまりないパターンでした)

歌詞の随所や歌い方から、「楽しもう」っていう明るい気持ちを感じさせてくれて、とにかく聴いてて楽しい前向きになれるような楽曲になっています。サビの合いの手もめちゃくちゃ楽しい!
また、KMNZ二人の信頼がでているような歌詞にもなっており、Neko Hackerの明るいギターサウンドと合わさって、聴いていてワクワクさせられます。本当にいい…。

まずは勇気持って 狭い部屋から広い世界へ
知らないことばっか 分からんから却下には待った

新しいことや知らないことに手を出すのって勇気がいることで、ついつい踏みとどまりがちですが、そんな気持ちの時にグッと後押ししてくれるようなこのリリックがとても好きです。
分からんから却下には待った」、そのあとの「やっぱ」も含めて語感がめちゃくちゃいい…。サビ前のぐーっと盛り上がっていくところなのも合わさって最高に聴いてて気持ちいい!

だんだん新しいことに手を出すのが億劫になったりしがちですが、そんな時に思い出して、いつまでも楽しいことやってたいな~なんて思います。

君と歌いたい歌がある / Palette Project

会いたくて会えなかった時間を取り戻すくらい 高らかに歌おうよ

作詞、作曲:40mP

バーチャルアイドルによるライブフェス「Life Like a Live!2」(えるすりー)にて初披露された、バーチャルアイドルプロジェクト「Palette Project」(通称:パレプロ)の3曲目のオリジナル楽曲。

えるすりーで初聴きのときは、「めっちゃ好きな音がする」「無理」などと音から好きな作曲者であるところの40mPであることのみ把握し、あとは限界に包まれていましたが、今年中にリリースがあると思ってなかったので、下半期リスト選定時点では入っていませんでした
(えるすりーはその後にロナロナが出てきた流れがあまりにヤバすぎて全ての記憶を失っています)(当時の狂いの様子はTwitterで「#えるすりー最終公演 from:miew_kud」と検索するとあの日のスクショと共に見られます)

そして音源リリース12/29と発表されたものの、すでに書き始めていた都合もあり記事に書くの間に合わないかな~と思ってたんですが、ワンマンライブめちゃくちゃよかったし2021年で一番いい曲なのでねじこみました。
年末の出来事とは言え、2021年までを語る上で外せない楽曲になっているな、と。

この厳しい情勢の中で、決して平坦ではなかったパレプロのワンマンに至るまでの歩みの集大成であり、こんな暗い世でも歌を信じてまっすぐ進む姿を見せてくれるこの楽曲は世の中を明るく照らす光でありこれからの道標であり。本当に「全部」なんですよねこの曲…。

君と歌いたい歌がある 両手じゃ持ちきれないほど
想いの数だけメロディーが生まれてる 今 この瞬間(とき)も
会いたくて会えなかった時間を取り戻すくらい 高らかに歌おうよ

この逆境の中ついに行われたワンマンライブを成功させたことも含めて、この楽曲で描かれているような歩みの数々で大きく背中を押してくれた彼女たちは、まさに「アイドル」だな、と心から感じさせられました。

本当にもやもやとすることが多い情勢を進んできましたが、様々な想いが込められたこの曲に込められたメッセージに救われる人も多いと思うので、本当に多くの人に届いてほしい多くの人に聴いてほしいな、と思える楽曲でした。

いつか笑ってこの時代を振り返れる日まで、彼女たちの歌を道標に。
歩みを止めることなく進んでいこうと思わされました。

君と歌いたい歌がある たとえ声が枯れようとも
ひとりだけじゃ決してハーモニーは生まれない 今 気づいたの

■あとがき

以上、VTuber楽曲オタクみゅーの楽曲10選でした。
今回は11000文字ちょっと越えたぐらいだから少なめでしたね…(?)

え?お前なんで10選なのに11曲しか選んでないのかって?(?)

バッカお前…あと記事が3本あるからだろ…!(マジでいつ書き終わるかわからないんで10曲で)(まだ3本あるなら結局何文字になるんだ)(ほかは語彙低めで仕上がる予定なのでそんなに多くはならないと思います)

DJみゅーの楽曲10選👇

もっと評価されるべき👇

アルバム全部いい!👇


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