見出し画像

冥土へ


あなたには

此岸で生きていてと願うのに


私は

彼岸へ行く時のことばかり

考えてしまう


あなたからもらった

甘美な思い出を携えて

微笑みを浮かべ

一粒の涙を流すのだろうかと



いつか


灰になってしまうカラダなら


もっと


もっと


心を震わすぐらい


脳が溶けてしまう程に



あなたの温度を

感じ続けていたい



そう思うことも

ここから先は

17字

¥ 100

実冬の文章や朗読がいいなって思っていただけたら嬉しいです。 お気持ちは、自分へのご褒美に使わせていただきます😊