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地元のクラファンに25万支援した話。

タイトルそのままですが、
地元である長野県飯島町のクラウドファンディングに
25万を支援しました。

地域おこしとして
町の有志が新たな祭りを立ち上げるプロジェクト。

3000個の風鈴が並ぶ風鈴街道をつくり、
ふたつのアルプスに囲まれた
谷あいの町に吹き抜ける風を感じてもらうお祭り。

風鈴や短冊はいずれも
隣接する市町村にあるガラス工房や福祉施設の手作りで、
地域一丸となって作り上げるお祭りなんです。

昨年から故郷である飯島町の地域貢献に取り組み始め、
その中で実行委員長さんを紹介してもらったのが
この祭りとクラファンを知るきっかけでした。

25万の支援内容

支援のリターンは、

「飯島町の中学生247名へ、
風鈴の絵付けと短冊への名入れの機会を提供」

という内容です。

スクリーンショット (131)


つまり、子どもたちへギフトするタイプの支援。

報告の動画などは頂けますが、
25万円分のなにかが手元に残ったり、
体験できるわけではありません。

いわば寄付です。

支援を決めた理由

この支援、
即決できたわけではありませんでした。

私にとって、
25万円という額は大金です。
それでも支援を決めた理由は2つ。

直感

ひとつは
リターンを見た瞬間、

直感的に支援したいという気持ちが湧いたから。

クラウドファンディング自体は
これまで何度も支援してきました。

ですが、
こういった寄付型のリターンに対し、
もっと少額だったとしても
支援したいという感情が芽生えたことはありませんでした。

しかし今回は見た瞬間に心が動き、
自分の本気を感じたんです。

後悔したくない

それでも迷いはありました。
額が額なだけに
私の身の丈に合った支援なのかと、
現実的な考えが頭を巡ります。

そんな迷いを断ち切る後押しとなったのは
こども達へのリターンが残り1つになったこと。

町のこども達への支援は、
中学生のほかに、小学生と保育園生に宛てたものがあったのですが、
迷っているうちにそれぞれ支援者が現れ、
残すは中学生への支援のみに。

このままでは想いを果たすチャンスを逃すかもしれない。

その状況になって浮かび上がったのは、

悔いが残るほうが嫌だ
動けない自分が嫌だ
想いを示せないのは嫌だ

という感情でした。

お金は後からいくらでも取り戻せる。
でも、
一度きりのチャンスは取り戻すことができない。
もしそれを逃したら絶対に後悔する。
後悔したくない。

その想いに突き動かされて覚悟が決まり、
支援に至りました。

支援をしたかった理由

そこまでの決断ができた根底には、
町やお祭りへの応援の気持ちはもちろんのこと、
若者たちへの想い、
そして夢があります。

それは私の飯島町での原体験。

学生時代、町のイベントのイメージキャラクター公募で
応募作品が採用された過去があり、
その成功体験が
クリエイティブな道に進むきっかけとなりました。

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採用されたキャラクターがプリントされたTシャツ

だから、
町のこどもたちにも自分と同じような体験を提供したい。

風鈴の制作を通して、
自身のクリエイティブの可能性や
地域の祭りの一端を担ったことを実感し、
未来を拓いたり
故郷を愛するきっかけになればと、
飯島町で育った
少し先を歩く者としての想いがあります。

そして、夢である飯島町でのフェス開催。

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地域おこし企画コンペでプレゼンしたアニメイベント構想

町の皆さんに本気を示すため、
夢実現のための
未来への投資であり、
さらには今回風鈴の絵付け体験をした中学生の中から
一緒にフェスに挑戦する仲間が出てきてくれたらいいな

そんな願いも込めた支援でした。


このアクションが今後どうなっていくのか
また報告をした際には
お付き合い頂けましたら幸いです。


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