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サステナブルな日々を③

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択された17の国際目標の事です。
「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現するために掲げられています。
今日は3つ目をご紹介。

3.すべての人に健康と福祉を

日本に住んでいると、病気になったらまずは病院に行って、となるのが
一般的です。
医療費はそもそも高額なハズなのですが、保険や控除により実際の値段よりも減額されるので、日本人は病院に行きがちだ、と看護師の友人から聞いたことがあります。

世界に目を向けるとより分かりやすいのですが、公的なサービスが整っていない国はたくさんあり、日本だったら考えられないような些細な病気で死に至る、なんて事もあるのです。

UHC(ユニバーサル・ヘルス・カレッジ)とは

SDGsでは【UHC(ユニバーサル・ヘルス・カレッジ)】を重要なターゲットの1つとしています。

UHCとは、「全ての人が適切な予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態」の事をさす。

先にも話したように、日本は公的なサービスにより、医療費のほとんどは国が負担していますが、途上国の多くは医療費は食費や通信費のように、
自己負担であるパターンが多いです。
そうなれば、そもそもの日々の食事にひっ迫しているような貧困層では、医療においてもギャップが生まれ、救えるはずの命が消えていってしまう。

このような状態に直接アプローチしている代表例は「国境なき医師団」でしょう。

私たちが出来ることは何か?

では、医者でも看護師でもなく、医療知識ゼロの出来る事は何か?
私なりではありますが、定期的に『献血』をしています。

実家が自営業という事もあり、両親が「健康診断」がわりによく献血に行っていた環境だったので、恐らく高校生?の時から定期的に献血をしています。
この記事を書くにあたり、献血について調べてみたのですが、

輸血に使用する血液は、まだ人工的に造ることができず、長期保存することもできません。血液は身体の中でしか生成されません。

きっと当たり前な事なのでしょうが、とてもハッとさせられた一文です。
日本赤十字社によると、1日あたり約13,000人に協力が必要だそうです。

地元福岡にいた時は、土日のイオンや学校に来る献血カーが来るタイミングでしか献血できませんでしたが、上京してきてびっくりしたのはおしゃれな献血ルームが各所にあること!
あの狭くて小さい献血カーしか知らなかった私にとっては、
「ここは高級ホテルかラウンジか何かかな?」
と思えるくらいに、各所の献血ルームがハイレベル過ぎて、個人的に都内の全センターを制覇しようと目論んでいます。
皆さんの近所にもきっとあるはずなので、検索してみてください。
https://www.min-ketsu.jp/search.html

もちろん、ボランティアとしての一面もあるのですが
献血には他にもメリットがあるのです。

①自分の健康状態が知れる(検査サービスがある)
②身体中の血液をデトックスできる
③記念品をもらえる事がある

①自分の健康状態が知れる
両親は自営業だったので会社員のように年1回の健康診断がない代わりに、と献血に行っていました。
当時は献血した約2週間後にハガキでコレステロール値などの検査結果が送られてきていたので「ちょっと痩せなきゃだなあ」など会話した記憶があります。
私は複数回献血クラブ「ラブグッド」の会員になっているので、最新の検査内容もすぐに反映されて確認することができます。

②身体中の血液をデトックスできる
血液は身体中で川のように流れを作り、栄養や時には不要になったものを運んでいます。「水も流れがなければ、腐れてしまう」らしく、健康状態にダイレクトに関係してくるもののようです。
女性は定期的に月経があるので、強制的に血液が身体の外に排出されますが
男性にはこのチャンスがありません。
強制的に排出する事で新しい血液を作らせることは健康に直結しているようです。
※諸説あるそうです。
参考文献:Q.献血をたくさんすると血液がきれいになっていいと聞いたのですが?

③記念品をもらえることがある
これは①で触れた「ラブグッド」会員の特典だけではなく、シーズンごとに献血ルームで企画されているプチギフトの事です。
以前献血した際はエコバッグをいただきました。
献血ルームに足を運ぶ前にHPをチェックしてみると、何かイベントが開催されているかも?

金銭的な援助もできますが、「血液は身体の中でしか生成されません。」
この機会に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

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