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プログラミングを学びたいなら、IT技術者にはなれない。個人開発しろ!

はじめまして。個人開発が趣味のポンコツエンジニアな筆者です。

最近よく、プログラミングスクールやテックキャンプでプログラミングを学んでスキルを身に着けるみたいな話をよく聞きます。

しかしながら、プログラミングを先生に教わったらIT系の技術者になれるのか?はなはだ疑問です。

プログラミングとは

プログラミングとは、ソースコードを書く事ですよね。

ソースコードは言語によって書き方が決まっているので、言語のリファレンスをちゃんと読めば人類ならだれでも理解できます。

「リファレンスをちゃんと読む」ができない猿はエンジニアにはなれません。論文読めないなら研究者になれないのと一緒です。

0から教わるという発想自体、あまり良くない

そも、教えてもらおうという発想があまり良くないと思っています。

特にIT系の何かをしたいなら、日進月歩どころか日走月瞬間移動レベルの鬼のようなスピードで新しいものが誕生するので、それを爆速で調べて理解する能力は必須です。

確かに、人に聞くのは上達への近道ですが、自分で調べることに壁を感じているとかなり精神的にしんどいと思います。エンジニアって、基本「コンピュータが好きでほっといても何の苦も無く勝手に調べて見つけて動かしてニコニコしてるような人」ですから、頑張って勉強して知識を得ても、周りは何も努力してない顔で同じかそれ以上の知識を身に着けているのがメンタルに来ることもあると思います。

もちろんエンジニア同士教え合う機会は非常に多いですが、会話の上では、この概念知らなかった~とか、それこの辺欠陥じゃね~ってことをぶつけ合ってるだけで、そのあと帰ってから調べて使ってみて理解して応用してなんてことをやるための概念収集のお時間なわけで、
エンジニア同士の勉強会というのはこの新しい概念に飢えたゾンビのような存在の集会なんです。

プログラミングする動機って何?

いっぱい勉強してどんなプログラムでも書けます!ってレベルになっても、そもそも「作りたいもの」が無ければプログラムを書く機会なんてありません。英会話できても「話題」が無ければ話せないでしょう?一緒です。

真にエンジニアにとって大切なのは、「作りたいもの」を「どう作るか」を考えプログラミングするだけの状態に落とし込む事で、これはプログラミングできるかより、システム、ひいては機械というものの本質をどれだけ知ってるかが重要になります。

今どきプログラムなんて書かなくてもこれが出来れば物は作れますが、書いた方が楽だからみんな書いてるだけで、プログラミングをマスターすれば無敵になれる!ってわけじゃないんです。

まず作りたいものがあって、どうやって作るか考えて、最後にプログラムが書けると便利だよねって話です。

結論

プログラミングを始めるなら、動機は大事です。
「IT業界に入りたいから」はプログラムの勉強する動機にはなりません。
友達が少ないから僕好みの会話してくれる彼女AIを作りたいのでプログラム勉強します。の方がよっぽど理にかなってます。
好きだから、面白そうだから、という理由で始めたいあなたはエンジニアに向いてます。

そして、まず自力で調べてなんか作ってみてください。
一番最初はめっちゃ大変だと思いますが、仕事にしたらその大変さがガチで数年続きます。
もうやりたくないと思ったらさっさとあきらめてコンビニバイトでもしてた方が幸せです。
時間を忘れて楽しめたあなたはエンジニア向いてます。

そして何より、今からでも遅くない!なんてうたい文句もよく聞きますが、最前線どころか真ん中ぐらいのところまでのエンジニアは幼少期から「作りたいから調べて作る」をやっています。
どんなに頑張っても平均ちょい越えにしかなれない現実を受け止める強い心も必要です。
そんな事より新しい知見の悦びが勝ったあなた。エンジニア向いてます。

最後に、やりたいことを探して、なんか作り始めたそこのあなた。
あなたはもう個人開発者です。

個人開発を、趣味にするのです。

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