毛糸を紡いでみた
最近、カメラ同様にハマっているのが編み物です。
編み物に使う材料といえば毛糸ですが、最近は毛糸も百均で気軽に買うことが出来ます。
そして、最近になってまたいつもの病気が出てきました。
「毛糸ってどうやって出来てるんだろう?」
まるで幼児のような疑問ですが、考えれば考えるほど、普段使っている毛糸はどうやって作られてるのか、知識としてはある程度持っているものの実体験としては何も無いことに気づきました。
ということで早速調べて見ました。
とりあえずお手軽に毛糸を紡ぐとして、最低限必要なものは
・ドロップスピンドル(くるくる回すコマみたいなやつ)
・羊毛
・出来ればカーダー(羊毛をほぐして紡ぎやすくするやつ)
の3つっぽいです。
ドロップスピンドルは、色々な動画やサイトを見たら自分で作れそうでしたので、とりあえず百均の材料で試してみます。
羊毛は、ひとまず安いのを練習用にメルカリで調達。
カーダーは楽天で、Ashfordというメーカーの幅広ブラシみたいなのを買いました。
このカーダーで毛糸をほぐして、くるくる巻いて筒状にまとめ、端っこから羊毛の繊維を少しずつ引き出して紡ぐようです。
スピンドルの回転を糸を通じて羊毛に伝えて、羊毛の繊維に撚り(ねじり)の力を加えることで繊維をまとめ、切れにくい糸にする、というのが、糸を紡ぐ原理なようです。
実際にスピンドルを使って糸を紡いで見ましたが、やってること自体は非常にシンプルなんですが、非常に難しくて奥深いです。
普段編み物で使っているような
「ふんわりとしていて太さも均一、切れにくくて軽く柔らかい毛糸」
というのは、実は非常に高度な技術を使って作られているものだとわかりました。
練習に何度か紡ぎ作業を繰り返しましたが、糸の太さをある程度揃えるには
・スピンドルの回転はを羊毛の繊維に伝える際は少しずつ
・繊維から引き出す時は、繊維の量と長さが均一になるようにする
・撚り過ぎない。撚りすぎると硬くて使いにくい糸になる
といったポイントに注意する必要があるようです。
まだまだ今日始めたばかりで紡ぎ歴は1日。
これから練習を重ねて、細くて柔らかくて均一な太さの糸を紡げるようになれば、「毛糸から自分で作った編み物」なんてのも夢じゃないかも。
まだ自分で紡いだ糸で編んだものはこんな感じでガタガタです。
それでも、今日練習5本目は
こんな具合の糸に。
かせくり棒は持ってなかったので、机のそばに転がってた木の棒を切って適当に作りました。
紡いで編んで、切って縫って、その作品をカメラに収める、という具合で、野望が止まりません。
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