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新・初心者の為のチャートテクニカル 補講① 目立つ高安以外の水平線

目立つ高安以外にも引ける水平線


こんにちは。今回は2023年2/3の金を例に、水平線についての補講です。

第1章のAで取り上げた水平線。本講では目立つ高安について取り上げましたが、水平線は目立つ高安以外にも引くことができます。

☆ 2/3の金の高値と水平線

画像はクリックすると拡大できます。

まず、この日の金の高値を抑えている水平線ですが、これはこの日に引いた水平線ではありません。

☆ 日足で遡る

さて、金のチャートを昨年の3月までさかのぼります。

実体の揃いとロールリバーサルを見る

実は2022年3月から4月、ウクライナ紛争の影響もあってか急騰した金が、ドル高の影響に押され下落し始めるころですね。(一方ドル円はこの頃から急騰を開始しています)

昨年前半の金の急落の前に、明らかに、ここで押し引きがあったことがうかがえます。

①ひげでは押しているが、実体抜けができない。
②一度大きく戻されている
③抜いた後、一度ロールリバーサルしている

大きく節目となっている⇒ここで引ける水平線です。

ちなみに、ダブルトップのネックラインを形成しています。

☆ 直近4時間足を見る

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