【タロット】女帝のカードの解釈
本日は火曜日なので、タロットについてお話をしていきます。
前回のタロットの記事は3番目のカード「女教皇」についてでした。
今回は、4番目のカードにあたる「女帝」について解説をしていきます。
動的な女性性
前回解説をした女教皇のカードは「処女性」といった意味を持つ受動的なカードです。
その一方で、女帝は「豊満さ」「多産」を意味する動的なカードです。
女帝のカードは、ライダー版のものだと金星のマークが書かれており、
金星は占星術では吉星といわれています。
金星は、
「喜び、愛、美しさ、楽しみ」
を象徴するラッキースターです。
そのため、女帝のカードはそれらの意味を内包したものとしてリーディングしていくことが一般的です。
個人的には、カード自体の雰囲気が明るいため、
相談者に説明をする時に場合によってはラッキーカードとしてお伝えすることがあります。
女帝のカードを深堀すると
ユングの心理学を女帝のカードに当てはめていくと、
女帝のカードは「グレートマザー」に相当すると言われています。
グレートマザーとは、
慈悲深い愛情に溢れた母親のシンボルです。
母なる大地や『崖の上のポニョ』のグランマンマーレをイメージすると分かりやすいですね。
しかし、グレートマザーは良い面だけではありません、
それはどういったものかというと……
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