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【タロット】魔術師のカードについての変遷と解釈

本日は火曜日なので、タロットについてお話をしていきます。

先週のタロットの記事では、愚者についてお話をしていきました。

今回はタロットの2番目のカードである「魔術師」について解説をしていきます。

最初は魔術師ではなかった

魔術師のカードは、フランスで発達したマルセイユ版のタロットカードでは、
魔術師ではなく「手品師」と呼ばれていました。

フランス語での綴りは
「La bateleur(ラ バテラー)」
なのですが、この言葉の意味は手品師、大道芸人といった意味合いがあります。

私たちが普段目にしているウエイト版のタロットでは、テーブルの上に四元素を象徴する杖(火)、金貨(地)、剣(風)、杯(水)が置かれていますが、
マルセイユ版の方では四元素を象徴するものと同じくサイコロが置かれています。

余談ですが、15世紀イタリアで発生した初期のタロットカードであるヴィスコンティ版の魔術師のカードは
「il bagatto(イル バガット)」
と言います。
イタリア語で魔術師の他に靴屋を意味するそうです。

魔術師のカードの違う解釈

この、マルセイユ版の魔術師のカードの解釈を加えると、タロットでの占断がより複雑化して面白いものとなります。

その解釈とは……

文章を中断してすみません。
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