【実録】マルチの片棒を担がされかけた話
今回の記事では占いビジネスについてお話をしていきます。
今回の記事では、いつもと雰囲気を変えて実際に私が関わった占いビジネスについての注意喚起についてまとめています。
マルチのやり口について知りたい方はぜひ読んでもらいたいです。
占い師、マルチに誘われる
これは私がまだ20代前半の時に起こった話です。
当時、知り合いを増やしたいと考えていた時にジモティーで募集していた異業種交流会に目が止まりました。
異業種交流会とのことで、お酒を飲みながらいろんな職業の人とお話をしたのですが、その時に
「お金の勉強をしない?」と誘われました。
今思えば怪しさ満載の誘い文句だったのですが、
ちょうどお金について知る必要があると実感していたため何も考えずに参加をしました。
勉強会自体も、お金そのものを勉強するというよりも「この銀行に預けると金利がいいですよ!」という売り文句ばかりで面白くなかったです。
いわゆる投資関係のマルチの勧誘だったということです。
年金で貰える金額が少ないことばかりを取りざたしていたため、
「分かりきったことやん」と思ったことを覚えています。
その後、案の定銀行に金を預けないか数人がかりで説得をされましたが、
お金が無さすぎて預ける金自体が無くキッパリと断りました。
ここであきらめてくれるかと思っていたのですが、ヤツらは次の段階に話を進めていきました。
こっち側にこないか?
マルチのやつらは、私に金がないと見極めるや否や、
今度は運営側にならないかと誘ってきました。
金がないなら能力を差し出せというわけです。
仕事の内容としては「カウンセリング要員」とのこと。
セミナーに来た人の占いをしてメンバーに加えるといったものでした。
要は「占いで不安を煽ってマルチのメンバーに加えろ」
ということですね。
最悪な占いの使い方やんと内心思いながら、
「どれくらい貰えるんですか?」
と聞いてみると「契約一件あたり×〇円」といったものでした。
報酬額も低すぎる上に倫理観の欠けらも無い提案だったため、すぐに却下して連絡先を消しました。
占いの悪用
これから先、こういった動きが増えていくと私は予測しています。
時代が混迷期に突入している上に不景気はこれからどんどん加速していくからです。
また、SNSなどの発達により手軽に情報を手に入れられる反面、
デマ情報にさらに踊らされる人が増えることが予測できます。
占いというものは、エビデンスも無く曖昧なものを扱う仕事なのでこういった人の心の弱みに漬け込んだ、
法律のグレーラインをつくマルチと非常に相性がいいです。
こういったトラブルを避けるためには……
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