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知らなかった画家の絵を見るために - 生誕130年記念 奥村土牛 -

今日水曜日のお休みは恵比寿の方に足を運びました。

恵比寿駅にも恵比寿様がいらっしゃるようです。しかし警察の啓発活動によりタスキがかかっていました。見た目としては少々残念な感じになっていました。

さてこの恵比寿様がいらっしゃる西口から徒歩10分の坂を登った頂上にあるのが今回の目的地、山種美術館です。

今日の目的はこちら「生誕130年記念 奥村土牛」 という展覧会です。


簡単な経歴を載せますと、

土牛は、画家志望であった父親のもとで10代から絵画に親しみ、梶田半古(かじたはんこ)(1870-1917)の画塾で生涯の師と仰ぐ 小林古径(こばやしこけい)(1883-1957)に出会います。38歳で院展初入選と遅咲きでありながら、展覧会に出品を重ねて40代半ばから名声を高め、101歳におよぶ生涯において、晩年まで制作に取り組みました。土牛は、半古や古径から学んだ写生や画品を重視する姿勢を生涯貫き、「絵を通して伝わってくるのは作者の人間性」という自らの言葉を体現するような作品を数多く生み出しました。(山種美術館の本美術館案内より引用 http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html )

とのことで簡単に言うと大器晩成で成功された方で淡い何層もの重ねた色使いが特徴的です。

実はこの方を知ったのは企画を知ってからです。絵の大きさと淡い色使いがとても素敵でした。また個人的には白の色使いがとても繊細で滝やうさぎといった微妙に違う白の描き分けがとても印象にこれだけでも行ってよかったです。

また今回の展示で特徴的だったのは撮影OKだった絵画があるということです。それがこちら、「吉野」という作品です。

「生誕130年記念 奥村土牛」 奥村土牛 《吉野》 山種美術館

画像を見ても分かる通り手前の桜から奥の山々に至るまで淡い景色が広がっていました。また伝わりませんがこの繊細な絵ながらも絵のサイズが他の作品に漏れず大きかったです。なお撮影した画像の使用にあたって記載が必要だったため書かせていただきました。

そんなこんなで知らなかった画家に出会えた良い一日、そして良かった作品がポストカード化されていないあるあるはいつもどおりの出来事。

「生誕130年記念 奥村土牛」
会期:~2019/03/31
時間: 10:00~17:00
休館日: 月曜日
場所:山種美術館(恵比寿駅より徒歩10分)
http://www.yamatane-museum.jp/exh/2019/togyu.html



おまけ

男性用トイレの入口ですが、スタイリッシュすぎて男性に見えなかった。

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