異世界のゾンビたち
先週あたりから小中学生は夏休みのようで、通勤時や平日のお休みの時でも子どもたちを見かけるようになりました。
さて先日パブリックアートを見に行ったついでに近くにあった日比谷公園に実は寄ってました。
日比谷公園といえば野外音楽堂が有名ですが現在改修中のようです。ちなみに場所は皇居の南隣に近いところで、西側には厚生労働省といった霞が関の省庁が並び、東には帝国ホテル、北には皇居、南には新橋と都会の真ん中にあるオアシスのような感じになっています。
さて日比谷公園に初めて訪れましたが都会のオフィスと書いたように広さもかなり広いです。都心しかも山手線の内側のエリアの中でこれだけ大きい公園のスペースがあるというのは本当驚きでした。そんな中で、特に驚いたのはこの風景です。
平日の昼間に撮ったのがこれなんですが、すごくたくさんの人々がいました。それも人がたくさんいる割には皆さんスマートフォンの画面を見ています。
このスマートフォンを見ている人たちは年齢や性別も様々です。邪魔にならないようにと通路の端にいる傾向が強いですが、これだけの人が公園でしかもスマートフォンを見ている光景というのはなんだか異様のように感じます。
もちろんこれは何をしている風景なのかはわかっています。「ポケモンGO」です。公園を散策していてもポケモンに関する会話をたくさん聞いたので間違いないでしょう。
別に自分はゲームやポケモン、そしてポケモンGO自体のゲームも嫌いではありません。むしろ一時期どんな世界なのか体験をしようと思って少し遊んだぐらいですし、なんならこのようなGPSゲームを以前遊んでいたのでプレイヤー側の気持ちも少しわかります。
ただやはりなんというかこの光景というのはどこか異様なものに感じます。ちなみに歩きスマホは英語で皮肉をこめて「Smartphone zombie」というのですが、まさにそのような印象を受けました。
彼らはポケモンGOをプレイしているのであり、自分がいる現実とは同じようで違うところにいるのかもしれません。
・このnoteがもし良ければ左下の「スキ」(♡)を押してください。
・また会員でなくともスキを押すこともできます。
・押すと何かしらのリアクションがランダムにもらえる小さな特典付き
・Twitterもやってます。
https://twitter.com/migmin_note
#日記 #エッセイ #日比谷公園 #ポケモンGO #異世界 #ゾンビ
いただいたサポートはサムネイルに使っているダンボー撮影の小道具に使わせていただきます。