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自分にとっての節分は

幼少の頃、「オニは外ー、福は内ー!」という豆まきや年齢の数だけ福豆を食べるということを皆様も一度はしたことがあるだろう。または最近でもお子さんとやったなんて方もいるかもしれない。

また近年は関西発の恵方巻きの文化の流れがきている。太巻きを恵方に向けて無言で食べる文化だ。これにより縁起が良くなるとされている。最近では寿司のような太巻きのオーソドックスなものから派生してロールケーキのようなデザート恵方巻きなるものまで登場しているそうだ。

ところで個人的に恵方巻きというのはバレンタインデーと同様企業による宣伝効果で乗せられているという印象があってあまり好きではない。食べ物に罪はないが乗せられているのはちょっと・・・と思う。

恵方巻きが企業による宣伝というゲンナリ感も相まって最近は節分に対して関心が低かったのだが、実はここ2年ほどあることをきっかけに関心が高くなっている。

それは何かというと「これ」・・・穴八幡宮の一陽来復御守である。

穴八幡宮の一陽来復御守というのは前にも書いたとおり金運に対してご利益があると言われている御守だ。そしてこの御守を買うのにあたり毎年行列もできている。

そしてこの一陽来復の御守はこのあたりでも詳しく解説されているとおり冬至・大晦日・節分の真夜中23時59分~24時までの間にしか貼ることができないというお約束がある。ようするにチャンスは間が空いた3日、それにも関わらず時間は1分とわずかな時しかない。

そんな不思議な理由が近年できたのでこの節分という日は随分と関心が高くなっている。つまりはなるべく早く家に帰り、貼るための時間を確実に作らなければいけないということだ。

そんなやや厳し目のお約束を今年も果たすことができた。貼るのは北より少しだけ北西寄りの位置となる場所そしてそこから恵方の方角に文字を向ける。

はたから見たら壁に唐突に御守が貼ってあるという奇妙な光景であるが、毎年のお約束の儀式である。

ちなみに去年はドアのほぼ上にあった。(よく見ると白い画鋲があるのが分かると思うが、まさにその部分に貼っていた)

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