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逆にとらえる

まだ始まっていなくともすでに緊張しっぱなしです。

昨日のことですが「第二回覆面編集者大賞候補作」をすべて書評をするという宣言的企画を書いた。すでに小説に関しては2本、掌編やマンガに関してもポツポツと読んでいる。

 どれからスタートさせようか。どれからはじめようか。ワクワクは止まらない。と同時にどうやって書くんだっけという混乱にも陥る。

書き方を忘れた。

昔書いたときのものを今さらながらに振り返ってみると140字の推薦文のような形式が多かったようだ。基本的に相手の良かったところを見つけて書いていたというのは今も昔も変わらないらしい。

書評に限らず批評をするときには悪いことも書こうという話がある。良いことだけを書いてしまうと提灯記事のようなものになってしまうからというのが理由で悪いことも正直に書くことで文そのものの信ぴょう性も上がるそうだ。

ところが自分はこのような悪いことを書かないようにした。というか厳密には書いていたけども書いていない。どういうことかというと一つの魔法がある。それは言い回しを逆にするということだ。人は悪いところを見るとそればっかりを見てしまう。そこで言い回しを逆に変えてみると見た目はプラスのように見えるが、「あれ、よく考えると…」とワンクッション置く効果が生まれる。つまりは読んでくれる人に対し一方的な悪いところをぶつけていくのではなく、冷静にさせるという一つの間を置かせるのだ。

この言い回しを逆にするというのは日常生活にも使える。仕事において自分とは相性が悪かったり、ひょっとしたら嫌い…なんて人もいるかもしれない。そこでまずはその人たちの嫌いな理由を上げてみる。紙やメモとして書くのもありだろう。次にその言い回しを逆にしてみる。例えば何に対しても文句ばっかり言う人は物事のマイナス面をすぐ見抜けて口に出せる人だ。このように言い換えをすると途端にすごい人に見える。価値観の転換だ。またすぐおしゃべりをするという人はコミュニケーション能力が高い人だ。

言い回しを逆にするだけで物事をすべてプラスにとらえる。素敵だと思いませんか?

#日記 #エッセイ #コラム

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