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アルミの鍋焼きうどん

昨夜父親が高熱を出していてものすごく調子が悪かった。今流行中のインフルエンザかと疑い、家族は違う部屋で寝るなどの対策をとったが、今朝になって熱は下がったようで結果として風邪とかその類だったらしい。

そんな父親が体調不良になったときによく用意してほしいと頼むのが鍋焼きうどんだ。なぜだかは一度聞いてみたいのだが、かなりの確率でこれが頼まれる。

個人的に鍋焼きうどんのイメージは銀色のアルミで作られた四角い鍋の中にうどんや具材が入っている市販品のイメージが強い。

コンロで直接温めて食べるタイプのもので今もスーパーなどに行けば見かけることがあるだろう。

ただ自分はこれをあまり食べたことがない。母親が作ってくれる手作りというのはあるが、アルミ鍋タイプの市販品は正直なところ母親がなにかの理由で外食で父と二人だけの夕食になったときに買って一緒に食べたぐらいしか経験がないし、記憶としてもそれが最後のように思う。

それもあってか個人的にアルミの鍋焼きうどんは縁が妙に遠いもので、昭和の男の一人暮らしのときに食べるものというテレビでやってそうな昭和感のあるイメージが強い。

その結果今でも売っているにもかかわらず懐かしいものというカテゴリーに自分の中で収まっている。

ちなみに昨夜は母親がすでに家に帰ってきているときに連絡がいったようでアルミのではなく、手作りの鍋焼きうどんだった。

帰宅してそれを見たとき自分の中で少々残念な気持ちになった。


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#日記   #エッセイ   #鍋焼きうどん   #平成というより昭和感


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