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SNS疲れのあなたへ

SNS疲れという単語を最近何度か目にしました。SNS疲れというのはSNSという物自体がSocial Network Serviceとあるように「社会」が絡んできます。そんな社会における人々との付き合い、この場合だとインターネット上における話しになりますが、そんな世界の人間関係に悩む方への小さな一歩になればと思います。


 まずSNS疲れを感じる人に対して一つ思うことは「あなたはとてもいい人」だということです。SNS疲れを感じるということは周りに対しての空気をきちんと読み切っているということです。インターネットには犯罪予告をする人や極端な思想をする人など多くの人々がいます。彼らは自分本位で回りの空気が読めず、つい自分ありきでつぶやいたり行動を移したりすることが多いです。彼らは自分しか見えていないので回りの空気を読むということをあえてしないもしくは苦手なのでSNSに対して疲れを感じることは少ないと思います。対してあなたは周りを見ています。それを踏まえて自分の立ち位置やキャラクターを見すえ、熟考し行動に移します。この周りを見るという視野の高さは人にはなかなか真似出来ない部分だと思うので疲れを感じるというのはあなたの立派な長所だと思います。


 次に「人は思った以上にあなたを見ていない」という話も少し書こうと思います。例えば今のSNSではタイムラインというシステムが多数を占めています。その流れるスピードは人によって異なると思いますが他人は思っている以上にあなたを見ていません。日々の流れる雑踏においてのタイムラインの中のほんの小さな一コマ、おそらくは一つの小さな情報にしかすぎません。たまに「あなたの大ファンです!」のような方も見受けられますが、そういうものは全体の一部です。


 上の話しから少し派生しますがこのようなインターネットの自分のつながりにおいても働きバチの法則が成り立っていると経験でなんとなく感じているのでその話も少し書こうと思います。wikipediaによる概要を少し引用しますと


働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。

働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている。

よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。

よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。

よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。

サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。


ここでの重要な話は2:6:2という比率です。あなたとつながっているフォロワーの二割はあなたの大ファンです。そして二割は残念ながらあなたのアンチ、もしくは将来なり得る人々です。残りの六割はあなたのファンです。炎上したりなんだり特殊な事情が突発的に発生した場合この比率が変わることがあります。しかししばらく経てば規模は違えど同じ割合に戻っていきます。あなたが今「SNS疲れ」を感じるということは二割のアンチを気にしている、もしくは気にしすぎているということです。同じ二割を気にするなら大ファンな皆さまを気にしたほうが楽だと思いませんか?  八割はあなたのファンです。これも心に留めておくと気が楽になると思います。



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