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コメント数は偶数で

 ブログやSNSにはそれぞれ書き手が書きたいことを書くのがメインであるが、そこには大抵コメント欄というものが存在する。そして書き手がコメント欄に目を通して返信を行い読み手との交流がはじまる。

さて自分だけなのかどうなのかは分からないが、コメント数を偶数におさめたいという衝動ってないだろうか。どういうことかというと


読み手がコメントをする

書き手が読み手に向かってそのコメントを返信する


で終わらせたいということである。これはもちろん規模が大きくなればなるほど極めて難しい作業だと思う。しかしある程度の規模までは十分可能なことだ。なぜこのようにしたいかというと、まず最初の読み手のコメントは書き手に思っていることを告げる重要なものだ。コメントを書くという行為はそもそも読むだけのROM、スキをつける、というものよりもさらに敷居の高いもので読み手に対してはすごい勇気のいる行動だ。その勇気を持ってコメントをしてくれたのだからその勇気ある行動に応えなければならない。

 そこで書き手が読み手に対して返信をすることになる。理想な展開としては読み手の連絡先が分かってそこに直接返信をすればいいだろう。しかし読み手は当然書き手からしたら基本どこにいるかはわからないはずだ。そんな読み手に向かって返信をするにはやはりまた来てくれるであろう自分の場所だ。また読み手の場所にわざわざいって返信をする行為は自分の場所の外にあたるため、場違い感を出してしまうこともあるかもしれない。


 さてこれで読み手がコメントを書き、書き手が読み手に向かって返信をするという言葉のキャッチボールができた。これで偶数だ。偶数自体がそもそも2の倍数でなんとなくきりがいいという思いもあるかもしれないが、結果的には偶数で帰着する。


#日記 #エッセイ #言葉のキャッチボール  #書き手と読み手 #このネタを思いつき見逃していたコメントを慌てて返信したという裏話

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