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白川郷にて

高校の修学旅行で五箇山の合掌造りの民宿に泊まったことがある。コキリコ節を教えてもらった夜は楽しかったし、トイレが水鉄砲🔫だったのが、本当に衝撃的だった。のどかで、でも当時の高校生には、すごく地味に感じて、なぜキラキラした観光地に行かないのかすごく不思議だった。でも、今思うと、あれは本当に得難い体験で、あんな素朴なままの集落の暮らしを体験できたのは、貴重だった。確か、もと旅行会社にいた世界史の先生が、うちの学年にいたから、あんな渋くて価値のあるコースになったんだろうなあ。

ドラマ「最愛」のロケ地にもなったし、世界遺産にもなったしで、ものすごい観光客がいたし、白川郷は観光地化ライズが激しかった。

とはいえ、蕎麦脇本の自然薯とろろそばと飛騨牛ミニステーキ丼は、美味だったぁ☺︎✨
20回噛み締めても、その都度肉汁と脂がぷしゃぷしゃ染み出てくる━━━━(●⁰∀⁰●)━━━━

写真見るだけで、口福になるー✨
ここも最愛のロケ地らしい(覚えてない)

であい橋を渡って、合掌造りの民家のある集落へ向かう。けっこう揺れる。若者のforeignersは、揺らして楽しんでた☺︎✨

明善寺の鐘楼

茅葺き屋根で、延べ1400人くらいが関わって作られたそう。戦争中は、この鐘も供出させられて、戦後に再度作られたそうです。そういえば、来る途中には、鐘が外されたままのとこもあったなあ。それでも鐘楼を残しているのは、敢えて、なんだろうな。

長瀬家 2階部分
最愛 ロケ地 らしい

このあと高山陣屋あとにも、古い街並みにも行ったんだけど、とにかくどこも外国人観光客が多い。円安を感じるし、ひと昔前にわたしたちがベトナムとかバリとかタイとかにこぞって行って、歴史を感じたり文化やごはんを楽しんだりしてたけど、いままさに、そんな感じなんだろうなあと。

お洒落カフェや雑貨屋さんが増えるのは嬉しいし、美味しいものがあって何よりなんだけど、高校生の時の、本当に民家と民宿しかなかった雰囲気を知っているからこそのいたたまれなさは、あった。

とはいえお天気もよくて、合掌造りの三角の茅葺き屋根と青空のコントラスト、刈田と建物と水の流れる風景は美しかった。

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