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こだわり

今はこの期間にしか出来ないことをたくさん経験しています。
あえて日曜日に人が多いイベントに家族で行ったり、サッカースクールで子供達の試合のコーチをしたり、仕事してないのに予定詰め込んで、
相変わらず忙しくしています。


先日は息子と2人でJリーグを観に行きました。

自分でチケット申し込んで
車で行くか電車にするか、
お昼食べて行く? スタグル食べてみる?

と子供と一緒にワクワクしながらスタジアムに行くのもほぼ初めての経験で新鮮です。
これが最高の週末ってやつですね。



スタジアムには色んな人がいます。

選手の姿に興奮してる子供達
熱くサッカーを語ってるお父さん
デートで初々しい感じのカップル

試合観れるのかわからないぐらい、推しの選手をずっとカメラで追ってる人がいたり

そしてうちの息子のはゴール前の攻防と上手いドリブルで興奮するようで、
どっちのチームを応援しているか分かりません。
正確にはその瞬間ゴール決めそうなチームを応援してるらしい。

そもそもゴールは決めないし ドリブル得意じゃない親父のプレースタイル絶対好きじゃないじゃん。ってことは本人はまだ気づいてなさそうなので、知らないフリでやり過ごしました。

サッカーはそこだけじゃないぞ!
まだまだ分かってないな!って熱く語ってしまう親父になりそうなのもグッと我慢です。



もちろん両チームのサポーターが応援で作り上げる雰囲気は最高です。

だけど息子も含め、色んな理由でスタジアムにサッカーを観に来て、人それぞれ自分なりの楽しみ方があってそれもまたいいよね。と自分も観客の1人として思います。
これはjリーグの大事な文化の一つなのかも。


正直ピッチでプレーする方が何倍も楽しいけど、
観客として観るサッカーも楽しいって思えたことだけでもこの期間にしか出来ない、いい経験です。


負けても顔を上げてピッチを歩く


これは神戸時代に誰かから教わってずっと自分が実践していることです。
すみません。誰に教わったか忘れました。
教えてくれた人ありがとう。
以下、自分で考えたかのように書きます。


選手は勝つ事が全てで、その為にたくさんの準備をしてその試合に挑みます。
ロマンや綺麗事だけではありません。
泥臭いこともズルいこともそれも勝つために必要なサッカーの一部です。

人生をかけているっていうのは大袈裟かもしれないけど、その1試合、1つのプレーで良くも悪くもサッカー人生が変化したりもします。

だからこそ負けた時はとても悔しいし、いつも応援してくれているファン サポーターに申し訳ない気持ちになったします。


だけど例え自分のミスで負けても、結果が何試合も出なくても、ブーイングの中でも顔を上げてピッチを歩きます。


なんなら自分はアイドルかよ!って言われるぐらいスタジアムの遠くの人に手を振って、その気持ちを表現しています。


これはサポーターにはスタジアムの雰囲気を作ってくれてありがとう。
次こそ勝ちます。と意思表示をして

初めて観戦する人にはスタジアムは楽しい場所なのでまた来てください。と思いながら

そして1番の理由は
子供達にはサッカー選手って負けいても最後まで戦うんだぜ!かっこいいだろ!
将来サッカー選手目指せよ。

って伝える為です。
俯いて歩いてる人に子供達が夢を抱くことはありません。
だからこそどんな状況でも顔を上げてピッチを歩く。

自分の大切にしてるこだわりです。


こうやって立ち振る舞うことは
簡単ではないけど、普段自分がプレーしているだけじゃ無くて観客としてスタジアムに実際に行って、勝敗だけじゃなく、それぞれの楽しみ方をしてる人に会うとこれからも続けて行こう!と改めて思っています。


最近の自分の状況に置き換えると
試合に負けた訳ではないけど、逆境にいることは間違いないです。

自分はこのまま家族に迷惑かけて大丈夫か?
て思う日やプレーして戦ってる選手を羨ましく思ったりする瞬間もあります。


ただこの期間に、色んな人に出会えたおかげで

サッカーが好きでたまらない人が世の中にたくさんいること
自分もサッカーが好きでたまらない人間の1人だということ
だけど
人生の中ではサッカーが全てではないこと

他にもたくさんのことに気づかせてもらっています。

何よりサッカーでリスペクト出来る仲間に出会えることは特別です。
たくさん助けてもらって、感謝しかありまん。

だから今こそピッチを歩く時と同じく、
顔を上げて 明るく 元気に
この期間を、必要な時間だったと思えるように成長していきます。

先ずは笑顔から。
久しぶりに会う人は自分がずっと笑顔でヘラヘラしてたらそういう事だと思ってください。

よろしく。

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