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行ってきた「ロンドンナショナルギャラリー展」!この喜びを知っている!



三度目の正直!

行ってきたよ、
ロンドンナショナルギャラリー展!!!





とーーーーっても楽しみにしていました!!


この中↑でも書いたけど、
行こうと思って2度行けず(1度目休館日、2度目チケット完売。どちらも前日に気付く😂)

こりゃちゃんとチケット取らなきゃ行けないなと思い(そらそうや!)調べてみると日中は最終日まで全てSOLD OUTで一旦諦めかけた!

けど、最終週だけ夜間のチケットが出てて、週末はそれも完売だったけど、金夜なら(子どもたちの翌日のことを考えずに済むので)夫婦で行けるかも!!となり、一枠だけ空いていた最終受付の20:30という枠をゲットしたのだけど。

本っっ当〜〜〜に諦めなくてよかった!!

行って、観れて
本っっ当〜〜〜によかった!!!!


と心から思いました😭😭

いやーーーーーー

びっくりするほど粒揃いで
心が満っち満ちになった😭✨✨✨


20:00から入場できたんだけど閉館時間までの1時間じゃ本気で時間が足りなかった!!


でもでも、
コロナ対策で人数が制限されてるからそういう意味ではゆとりを持って観れました。

流れてくる人に急かされる感じもなく、
見えなくてストレスになることもなく。

期間終了間際でこんなにゆったり観れるなんて、本当に奇跡というか。すごーーーくよかった。

コロナによって、今まで当たり前だったことを根底から覆してより快適にしてくれていることってたくさんあって、
私は恩恵を受けているなぁと感じることが多々あるんだけど今回もそうだ。


たくさん消費してもらうことが正しかった資本主義社会も成熟しきっていたから、きっとこれから新しい経済の在り方になるのだろうな。

転換期には厳しさもあるけれど、でも宇宙は必ず繁栄へ向かっているからこの流れもきっと波なのだろう。

表面的なアップダウンに振り回されず、すべてを引き受けていきたいな。


1番のお目当て



話は逸れたけど、
ロンドンナショナルギャラリー展の話です。

私の1番のお目当てはこれ。

クリヴェッリの《聖エミディウスを伴う受胎告知》


もうさ、美術館に入ってドキドキして胸がいっぱいで。

なんか、
もうすぐ観れちゃう!私どうしよう!?やばい!!
って変な感じでした。笑


そして、入口に近いところにあったので
ほどなく出逢う。

(画像、お借りしました)



涙が、溢れてしまう。


この絵に、会いたかった。

上にリンクを貼ったこちらでも買いたけど、
私、〈受胎告知〉の絵が好きなんです。

宗教画は全体的に好きだけど、
受胎告知がもうね、本当に好き。


昔ウフィッツィ美術館に行った時も
この絵の前で時が止まってしまった。

(ダ・ヴィンチの《受胎告知》)





今回も、ほかにも観たい絵はたくさんあったし、
観れて本っっ当〜〜〜に幸せだったんだけど、


もしももっと時間があったなら、
1時間くらいこの絵の前にずーーーっといたかった。

(帰ってきて書いたノート。なぐり書きで失礼します)






受胎告知のシーンを観て心が震える感じは
絵の美しさというのももちろんあるのだけど、私の中でちょっと違う。


受胎告知のシーンの中にいると、(を観ると)

これ、知っている!

という感覚で体中が喜びで溢れる感じがするのだ。



神の子がこの世に与えられる!!ということを心の底から喜びとして受け取ったことが、私には確かにある!!と、古い記憶が溢れ出す。




息子の幼稚園の降誕劇を観ても感じて涙が溢れてしまう。😅


受胎告知は
自分では説明がつかないほど、
私の中が喜びで溢れるシーンなのです。


今回も、
「感動」という言葉で表すには陳腐すぎるほどに、私の中が喜びで溢れた。


あぁ幸せだ…😭💖💖


しかしこの絵、1486年の作品らしいんだけど、
不思議な絵だな。構図とか、絵の構成とか、
いわゆる受胎告知の絵とずいぶん違う気がする。

「街」が描かれているのも不思議だし、
その街の守護聖人が一緒に描かれているのもユニークだな。


きっと、クリヴェッリってダーリン氏(うちの旦那さん)みたいな変わった人だったんだだろうな。当時、変人とか言われたんじゃないんだろか。
とか勝手なことを考えてみたり。笑


想像は自由だ♡
こういう妄想は楽しい♡




とにかく本っっ当〜〜〜に観れてよかった!!


しっかし、
この《受胎告知》に吸い寄せられてしまい、
私お隣にあったボッティチェリを完全にスルーしていたことに後から気づく😭😭😭

ボッティチェリ《聖ゼノビウス伝より初期の四場面》

隣にあるやん!気づかんかった!
▄█▀█● OMG!!!




しっかし
その他の絵も本っっ当〜〜〜に素晴らしくて、
たくさんたくさん美しい表現を感じることができて本当に、至福のひと時だった。

(ノート止まらず)





「光」を表現する巨匠たち



レンブラント(上)とフェルメール(下)も1枚ずつ初来日。


それぞれ光の画家、光の魔術師と呼ばれる2人。



やってきたのは大きな代表作ではないけれど、
やっぱり圧倒的な存在感だ。


レンブラントもフェルメールも
実際に自分の目で見たとき、本当に本当に驚く。

写真やレプリカでは絶対に伝わらない「光」がそこに感じられる。その圧倒的な表現の美しさに魂が震える。


今回やってきたフェルメールの《ヴァージナルの前に座る若い女性》はどうやらあんまり評価は高くないだけど、私はとっても好きだった!

晩年だろうが全盛期ではなかろうが、やっぱりフェルメールにしか表現できない「光」があった!
絶対的な光。肉眼でしか捉えられない光。
それが確かに、あった。美しかった。


ダーリン氏は今回の《ヴァージナルの前に座る若い女》で見ていないフェルメールはあと7〜8枚になったらしい。

今回生きている間に観れるといいねー!


あとはさ、
私はダーリン私とウフィッツィ美術館とプラド美術館に絶対に行きたいんだよね!

叶っても叶わなくても幸せだけどまっすぐに放っておこう〜♡


第7章、最後のコーナーにて



最後の第7章の印象派あたりの画家のお部屋はたぶんあと7〜8分しかない中で観た😅



もう絶対7〜8分じゃ観れないほどの豪華な絵がそろってた。ここにも最低1時間はいたかったーー!!!

目玉はゴッホの《ひまわり》なんだろうけど、


その他もびっくりするラインナップだった。


※第7章の展示作品はこちら




しっかしこの《ひまわり》よかったなぁ。
ゴッホの夢や希望の感じられる、美しくて希望に満ち溢れたひまわり。
観ているだけでルンルンしてきたもん。



そのゴッホと一緒に住んでいたゴーガン(ゴーギャン)のこの絵も美しかった!
色合いが写真では伝わらないのが悔しいけど、本当に美しかった!!!

ゴーガン《花瓶の花》


モネの《睡蓮の池》

いつも、モネってなんて優しく世界を観るのだろう
と思ってしまう。

あ!もしかしたらこれって、
私が常々思っている「本気のメンヘラ」と同じなのかもしれない!!笑

ポジティブシンキングでも思い込みでもなく、
私はすべての物事に愛を見たいし、
すべての事象の中に神を感じたいのです。



モネの睡蓮を観るとジヴェルニーにも行きたくなるなぁ〜😍

ドガの《バレエの踊り子》

ドガも観れて嬉しい😭✨
この絵は初めて観たけどよかった!!


ドガの踊り子と言えば、中野京子さんの「怖い絵」で怖い絵として紹介されていたけど、



それでもやっぱり私は「美しさ」に圧倒されるな。
踊り子、美しい😭💖




終わりに



絵から色んなことを読み取る教養的な見方をするのも好きだけど、
(このアトリビュートはなんだとか、)

私は、絵から、その作者を通して美しさ、源を感じることが好き。


勝手に想像するのが好き。

絵を通して感じることはどこまでも自由だ。


魂に栄養を、ありがとう。

もりながみはる❤️🦂

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