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私の中の九州DNAに感謝。男尊女卑というものの本質。


長崎の友人から九州の美しいブルーのインクが届いた💙




・天草

・九十九島マリンブルー

・佐世保港トワイライトブルー







💙九十九島をイメージしたインク





💙天草をイメージしたインク



💙佐世保港をイメージしたインク



あぁぁ美しいなぁ〜😍💙💙



早速今日の感謝ワークに使う♡




梱包に使ってくれたマステも再利用💙

とっても可愛い💕


「長崎」がステンドグラスになっている😍




九州DNA


自己紹介にも書いたけれど、


私は九州人です。
福岡生まれの福岡育ち。


高校卒業して上京して、
今や九州に住んでた時間よりも長い時間を関東で過ごしているけれど、


私は九州人だ、と思う。
九州のDNAを私の中に感じる。



東京都民だった期間が20年
埼玉県民になって6年。

福岡県民だったのは16年
熊本県民が2年半。


長さじゃないんだなと思う。


父も母も九州人だし、
私は九州人だ、とやっぱり思う。



ちなみに私の旦那さんは生まれも育ちも関東だけど、両親共に九州人で結婚するまで九州にいたのでもりなが家も中身は九州人。

旦那さんも「故郷」は九州だと思っているみたい。


(私にとってネオン街とは中洲。)



九州のインクを使いながら
九州に思いを馳せていた。


そういえば今朝、熊本にいる父から「阿蘇の秋」の写真が送られてきていたな。



女は黙って男の後ろを三歩下がって歩け

「男尊女卑」という言葉がある。
九州人の多くは亭主関白で、男性が強い。(威張ってる感じ)

(もちろんみんなではないし、時代も変わってきているので今は違っているかもしれないけれど)



私の父は戦前生まれの九州男児で
それはもう激しい亭主関白だったな。

星一徹、みたいな。笑
星一徹、九州男児ではないけど。笑

ちゃぶ台のようなテーブルをひっくり返したり、お鍋を投げたり…していたこともある。



母が怒鳴られてることはしょっちゅうだったし、

とにかく父って強かった。

(そんな父も今は82歳。すごーーくまるくなり好々爺である♡)


祖父母のお家に行くとおじいちゃんに三つ指ついて?ご挨拶をし、ご飯もお風呂もおじいちゃんが一番でした。


「女は黙って男の後ろを三歩下がって歩け。」


親世代はやや、
祖父母世代は間違いなくこういう感じ。



九州ってそれが当たり前のような地域なので、
小学校の時男子に「お前女のくせに黙っとけ!」って言われたりもした。



小学生の頃なんて男も女も大して変わらないのに「なんでそんなこと言われんといかんと?」って、

ずっとずっと、

なんで女だからって男よりも低く見られなきゃいけないのか?

って自分の中に燻る憤りのようなものがあった。


と同時に、

「女でごめんなさい」という謎の自己卑下。


最近でこそ男の子が生まれようと女の子が生まれようとどちらでも喜ばれるけれど、


やっぱり昔は、

男じゃなかったらがっかり。

男を産めなかったら申し訳ない。

っていう感覚が強かった。
(これはきっと地域問わずだよね)


我が家の家系はとっても女系だったから、
世代間で「私が女でごめんなさい」「女しか産めなくてごめんなさい」っていう無意識の「女としての自己否定感」がずっとずっと受け継がれていた。



これ、私が男の子を2人産んだ後に気がついたのです。「末代まで続く無念を私が晴らす!(=男のを産んだる〜〜〜〜)」と強く強く念じていたことに😅




でね、
もういいじゃんって。解放したのです。
私も、お母さんも、おばあちゃんも、ひいおばあちゃんも、女に生まれたことを悔み続ける負のバトンは私がやめようって。次の世代に受け継がなくていい。


そう決めたら妊娠してね、
女の子が生まれたのでした!


無意識下の設定ってすごいよね!




そんなこんなで、

「女である」ということを
昔は引け目にしか感じていなかったし
損だと思っていた。


なぜ私は女に生まれたの?
女に生きていいことあるの?

男だったらどれだけ幸せなのだろう。
どれだけ得しただろう。


そんな風に思っていたから、
そんな私に「男尊女卑」という言葉はもってこいだった。


ほらね?
男が尊くて、女は卑しいんだよ。

女の方が価値が低いんだよって
この言葉があるおかげで、ある意味助かっていたんだ。

堂々と、男女差別だ!って叫べるし、
自己否定感に対して「ほらね?」って思えたから。


では男が本当に女を下に見ていたか


女は黙っとけ!
女は教育受けんでよか!
とかとか。

九州ではそういう風に言われることがあったけど。


たしかに、表面的には「女、バカにされとる?」と思うような言動も無きにしもあらずだけど。


でもね、
よーーーーーく考えてみると。

九州の男たちは女の人を別にバカにしていない。
それどころか、男と違う「女」であるということをちゃんとわかって大事にしてくれている。


男と女は違うと知っているからこそ、
全てを引き受けてドーーーンと構えてくれている。

まさに大黒柱、なんだよなぁ。
甲斐性があるんだよなぁ。




そしてそんな男の隣にいる女性も
ちゃーーんとわかっている。

男たちが安心して外で活躍できるように
陰で切り盛りしてるのは女たちだ。

絶対に旦那の文句なんか外で言わない。
男をたてるって、たぶん自分に絶対的な信頼があるからこそできることだ。





表面的な男尊女卑の中に

男の大きな愛と
女のたおやかな強さがあるなぁって

全然男尊、女卑なんかじゃなかったなぁって
今はっきりわかる。



九州に生まれて、
「女」ってなんだろうってたくさんたくさん考えてきたことが、

今、すごく豊かなことだと感じられます。


そして今、「女である」ということがそのまんま幸せで、女でよかったと感じられていることが嬉しい。




九州に生まれて幸せだ。



(これも友人に前にいただいたインクたち💕)





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