【盛り付け再構成論】
私ね、アイスコーヒーをこうして飲むの大好きなんです!
ワイングラスで飲むの。
冷たくしてね、香りのいいコーヒーだと本当にテンション上がります。
自家焙煎コーヒースタンドで働く友人が教えてくれました。
ワイングラスでアイスコーヒーを飲む時、自然と所作が丁寧になります。
倒したら割れてしまう確率高いですしね。
丁寧にゆっくり持って、口に近づけて、香りも楽しんで、飲む。
アイスコーヒーを飲む時間が、何だか特別な時間になる。
丁寧な暮らしに憧れたこともあるけど、なかなか大変じゃないですか。丁寧に暮らすって。
比較的料理好きな部類にいると思う自分でも、料理するのも面倒ーってなる時がいっぱいある。
それで出来合いのものを買ってきたりするのですが、私ね、盛り付け……というか、見た目を再構成するの好きなんです。
ちょっと話が脱線しちゃうけど、例えばマニュアルがあって、それのカテゴリーを変えたり説明の順番を変えたりしてまとめなおすことが好き。
今年の運勢占いを、自分に役立つ形、自分用に抜粋してまとめなおすのが好き。
ノーブランドや使いかけの不用品を前に、どうやったら不用品買取専門店に拒否されずに買い取ってもらえるかを考えてパッケージングし直したりするのが好き。
食事もね、出来合いのものであれ昨日の残りものであれ、再構成するのがすごく楽しい。
また新たに新鮮な気持ちで食べる。
ワイングラスでアイスコーヒー飲んでいる時みたいな特別感を感じるのです。
今日はそんな私がよくしている盛り付け再構成のコツをまとめます。
■ワンプレートで再構成■
おつまみ的なメニューを大きめのお皿にちょこちょこ並べる。
よくよく見ると組み合わせが妙だったり、ご飯ですよ~って顔しておやつが乗っていますけど、ワンプレートはそんなの全然気にしない。
ただお皿にのっければいいんです。
あるものなんでも。
宅配食を購入していたこともあるんですが、レンチンした後、同様にお皿に盛っていました。
洗い物が発生してしまいますが、ワンプレートで再構成したくて。
■おやつの再構成■
オシャレ感出そうとして造花置いたりしてるのは見ないふりしてください。
精一杯の演出(のつもり)。
スーパーやコンビニのお菓子をアフタヌーンティーチックに再構成しています。
ワンプレートのおやつバージョンです。
■再構成しやすいタイプのプレート■
色で言うと、白と黒かなと思います。
1番最初のワンプレート写真はみんな白です。
黒だとこういった感じになります。
色がパキッとしていて、キウイとゆでたまごだけでも、きちんと感が出る(はず!)
色以外にデザインでいうと、フチに模様が入っているプレートもオススメです。
のせるものが単品でも華やかに見える気がします。
単品メニューですが見た目のパンチがある(はず!)
色みが地味なものでも、プレートががんばってくれています。
■再構成の影の功労者■
ピックがいい仕事をします。
ピックに刺せば、大抵のものは簡単に再構成されます。
このみたらしだんごはスーパーで売ってるもので、串を抜いて新たに一つ一つにピックを刺すという再構成をしています。
ピックつながりで、ケーキトッパーもあるととても便利な一品。
刺せばどんなケーキもたちどころにアニバーサリー仕様にできるからです。
私は毎日が記念日精神なので、Happy Dayトッパーも常備しています。
■いつもと違う用途で使って再構成■
ハーブティーがお似合いのカップですが、ハーブティー専用でなくてもいいわけです。
何用に使ってもいいのです。
ちょっと気分が変われば、再構成は成功しているので。
■漬物を再構成したらこうなった■
一時期、ミニ野菜でぬか漬けをつくることにハマって、おやつ感覚で毎日ぬか漬けを食べていました。
おやつ感覚というならば、もっとおやつっぽくしてみよう!と再構築したのがこちら。
■盛り付け再構成の最終助っ人■
これまでに色々再構成してみて気づいたのですが、果物、野菜、お菓子、というのはカラフルで、とても再構成しやすい食べ物です。
そして、調理した料理は、案外地味な色合いをしているものが多いのです。
茶色いおかず(美味しいですよねえぇ)とか、白いご飯や麺やパン(美味しいですよねえぇ)とか。
再構成したけどもっとテンション上がる見目にしたい!となった時、先述のプレートの柄やピックを使うのも手軽で便利なのですが、ストックしておくと色々使える色の素があります。
黄。
緑。
赤。
これらのいずれかの色が入ると、印象が華やかに!
比較的料理の味の邪魔にならず常備しておけるものとして、私はこんなストックをしています。
黄。
レモンは料理にちょっと添えるだけ。
スライスしても見た目が可愛い。
1度凍らせたレモンは解凍後とても絞りやすくなります。
また、氷代わりに飲み物に入れても良いです。
柚子はしっかり洗って皮を薄く削ったものを冷凍ストックしています。
緑。
市販の乾燥パセリに比べて、緑がとっても濃いレンチンパセリ。
葉っぱの部分だけを切って洗い、水気をとって、適量ずつレンジにかけます。
しっかり乾くと、冷ました後に指で粉々に細かく出来ますので、それを保存瓶に入れて保管します。
赤。
………あれ、画像がありませんね?
赤はね、結構難しくて、色々試したのですが、行き着いた先は………ケチャップ。でした!
合わない料理の時はゴメンナサイですが、ケチャップの鮮明な赤力はすごいです。
■さいごに■
この度、盛り付け再構成論を書いた私。
丁寧な暮らしは難しくても、食を楽しむ暮らしは送れているなとしみじみ感じました。
Happy my life.
アイスコーヒーで乾杯しよ。
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