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今更ながら英語教員免許の取得を目指します①

2019年10月から某大学の通信課程に編入することになりました。

教育学部で中学校・高校の教員免許の取得を目指します。
教科は英語です。

実は、この決断をするまでに約10年かかっています(笑)

教育に興味がありつつも、某国で大学卒業後は都内でIT系の仕事をしていました。
某国で教員になるためには、①大学で教育学を専攻する、②いずれかの学位を取得後に教員養成プログラムを履修する、という大きく二つの選択肢がありました。
当時はあまり日本の教職制度に明るくなかったため(今ほどインターネットに情報が溢れているわけでもなかった)、日本にも上記②のような仕組みがあると思っていました。ところが、実際にはそんな制度は存在しませんでした。私が日本の教員免許を取得するためには、大学3年に編入して教職課程を履修するという道しかありませんでした。

約10年前の当時、通信課程がどれくらい一般的だったのか記憶にないのですが…フルタイムで大学に通うのには抵抗があり、かといって通信教育が苦手で何度も失敗し、短期集中追い込み型でないと継続できない私の性格。

でも何年か経てば、社会人経験のある教員の必要性が認識され、制度が変わって既卒者向けの教員養成プログラムが出来るかもしれない!

そんな淡い期待を抱いて一度は諦めたのですが、
変わりませんね(笑)

前職を辞めて、英語を教える仕事を始めようと思って私が一番初めにしたことは、論理的かつ実践的に英語を教えることを学べる機会を探すことでした。そして出会ったのがCELTA(ケンブリッジ大学英語検定機構が提供する英語を母語としない人に教えるための英語教授法の資格)です。
日本での知名度は今ひとつですが、世界的に広く認められており、私が大学留学準備のために通っていたBritish Councilの講師(素晴らしい先生方ばかりでした)はCELTAやその上位資格であるDELTAを取得しているとのこと。そうしたらますます興味がわきますよね!
CELTAについて知りたい方はこちら

CELTAについてはまた詳しく書きたいと思いますが、プログラムはすべて英語で行われます。座学とレポートの他に、実際の生徒を前に模擬レッスンを8回行うことがカリキュラムに含まれています。自分の模擬レッスンを8回行いレビューを受けること、他の受講生のレッスンを観察してレビューすること(人数×8回)は貴重な経験になりました。この経験の価値に本当の意味で気づいたのは、講師業を始めてからかもしれません。

幸いにも好成績でCELTA を終えた私は自信も付き、意気揚々と英会話スクールや学校機関に応募するものの、これが驚くほど通らない!(笑)
一緒にCELTA を学んだ外国人は悠々と就職先を決めていくのに、応募書類もCELTA のチューターにレビューして貰ってお墨付きを貰っているいるのに全く通らないんですよね。そもそも経験が浅いので仕方がないのですが、CELTAを認識している組織とそうでない組織があったことは付け加えておきたいです。

そんな中、有り難くも採用してくれた組織でフリーランスとして働き始めたのですが・・・

長くなったので、次に続きます。


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