スペイン語の習得が早かった訳

私がスペインに渡った時

はい、も
いいえ、も

わからなかった。
勿論、少しの勉強はしたけれど、
実用的に使うにはほぼゼロベースくらい
なにもわからなかった。

そして必死に勉強した。
語学学校でみっちり。
兎に角、スペイン語漬けの毎日。
困った時は少しの英語。
でも、スペイン語をスペイン語で勉強せざるを得ない環境にいたせいも手伝って
上達が早かった。
シエスタと言われる昼時間も
辞書と参考書を片手に
寝る前は必ず辞書と一緒に寝てた。

それもこれも
マエストロのレッスンに必要だったから。
早く習得する必要があった。
だって
レッスンは勿論スペイン語で、
いいことも言ってるはずだし
大事なことを逃さないようにする為には
やはり話せなきゃいけない。

そして、私たちには共通の『音楽』という
ツールを通じて難しいこともさほど困ることなくやっていけたのだと思う。
音楽という共通言語があってこそ
私のスペイン語は急激に伸びた。


外国語を学ぶのはとても大変だし長い道のりなのだけれども、言語間に共通ツールがあると
もしかしたら習得は早いのかもしれないと
気づいた。

今日の一曲はそんなマエストロにレッスンしてもらい
試験にも使ったブラームスのオリジナルテーマのバリエーション。あまり演奏されることの多くないレパートリーだが、ブラームス節がたっぷり含まれる美しい曲だと私は思う。

#クラシック #スペイン語 #ピアノ #共通言語

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