【誕生日】

昨日の会話

息子 お父さんの誕生日もうすぐやね。
父 そうやね
息子 お父さんの誕生日にプレゼント買うきね。
父 何買ってくれるが？
息子 ひみつ〜

息子 お母さんの誕生日は8月何日？
母 お母さんの誕生日は8月12日だよ。
息子 え、お母さん、やすくんより先に死ぬが？

母（ん？どゆこと？まだあまり分かってないのかな？とは思ったけど）
（••••いつもと違う表情、悲しそうだったのでつい言ってしまった）⬇︎

母 やすくんより後まで頑張って生きる！
（今まで息子のそんな表情見たことなかったので、言ってしまった）

息子 どうやって生きるがよ！！
ムリやん！！
（ここらへんから今までみたこともない表情で大泣き）

うわーん。うわーん。と泣きじゃくる。

お母さんがおらんなったら、やすくん、まだ火の使い方も分からんし、どうするがよ。

うわーん。

母 何も言わず、息子をだきしめに行く。
（ハテナな会話もあるけど、息子、親が思っている以上に生きること、死ぬとはどういうことか分かってる。5才で感じられる中で十分感情を噛みしめたらいいと思って何も言わず、泣きじゃくる息子を抱きしめた）

息子 ただただ、ずっと今までみたこともない顔で泣きじゃくる。

10分くらい泣き続けて、、、

息子 お母さん、やすくんが小学生になったら、死ぬが？

母 ん？次の誕生日が来たら、おばあちゃんになって、死ぬわけではないで？

息子 じゃぁ、お母さんはいつまでおるが？

母 やすくんが、小学生になって、中学生になって、高校生になって大学生になって、仕事して、好きな人ができて、結婚して、子供が生まれて、それからその子供が大きくなるまではおると思うで。

息子 え？やすくんの子供？

母 やすくんが好きになった人が奥さんになって、子供産んでくれるがよ。

息子 やすくんの奥さんってどんな人？

母 それはやすくんが大学生とか働きだしたときに、やすくんが奥さんになってほしい人を見つけるがよ。
やすくんは優しい人が好きやき、すみだ先生みたいな。そんな人が奥さんになるろうかね。

息子 ふ〜ん。そうながやね。
じゃぁ、お母さんは、やすくんの奥さんが子供産んで大きくなるまで死なんってことやね。

母 そうやと思うで。

息子 良かった。やすくん、次の誕生日が来たらおばあちゃんになって死ぬかと思った。

母 そうかそうか。

息子 お父さんとお母さんは一緒に死ぬが？

母 一緒に死ねたらいいけど、一緒には死なんと思うで。

息子 そうか。じゃぁ、やすくんがみんなの面倒みないかんやんか。

（入浴、、、寝室移動）

息子 やすくんね、お母さんが死ぬのがイヤやったき泣きよったが。

母 うん。一緒に暮らせる間は色んなことして遊んで、楽しく暮らそうね。

息子 うん。

息子 いっぱいご飯食べたら、もし死んでももう一回別の人になることができるがで。

母 そうなが？別の人ってどんな人？

息子 また、もう一回やすくんのお母さんになるってこと。

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💕😭昨日の会話

生前にお葬式体験をしたような息子の泣きじゃくる姿を見たよ。
我が家の長男、幼児から次の段階に成長しているはざまなんだなと感じた。
死ぬとはどういうことかをここまで体の芯から理解しているとは思っていなかった。

長男の本能的に母を求める姿とか責任感とか素直に思いを表現できる強さにグッときたよ。

母は息子の母を想う涙を見て、生まれ変わりそうだよ。本当に大事な大事な存在。

母親である私の愛情の器の大きさと深さが

ドドドドドーーーンと深まった

出来事でした。