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天秤座〜あなたと私の物語

こんにちは⭐️the worldの奥乃美帆です。
今日は本日満月を迎えるサイン、天秤座のお話。

天秤座は美とバランスの星座。対人関係やパートナーシップをテーマにもつ星座。

でもこの天秤座のエネルギーを理解するには、
その反対側で輝く牡羊座のエネルギーを理解せずには進めません。

天秤座の天秤には、
片方には【私】、もう片方には【あなた】が乗っているんですから。

私と子どもの話


ここで少し話は飛びますが、私は絶賛三人のスーパーキッズを育てる母親です。
子どもたちはパワフルで可愛く、いつも想像の斜め上をいく成長の仕方をして
私を驚かしてくれます。
しかし、いつも私が彼らのことで頭を悩ますのが・・・
「感情の起伏が激しい」こと

大好き!と私にいったすぐ後に大嫌い!と言ってくる。
抱きついたと思ったら、ちょっとしたことで怒っては蹴ってくる。

その強いエネルギーに母親として振り回されては、
夜になる頃にはガックリきていることもしばしば。というか毎日!

なんでかなーどうしたらいいのかなーと思っていたのですが、

他のママ友たちの悩みを聞いていた時にやっぱり・・・
と思ったことがありました。

つまり子どもたちは「私」のことを見せてくれていただけだったんだと。

あなたは私。私はあなた


天秤座の領域は鏡の世界。

それがどんな対人関係であったとしても、目の前にいるその人は、
どこかの誰かが突発的にあなたの前に現れたわけではなく、

”あなたの中の何かを象徴した存在”として前に現れているのです。

会社の上司・彼氏彼女・妻夫・友達・先生・バイトの先輩、

もちろん子どもも・・

あなたの何かと共鳴をした人が、何らかの意図を持ってあなたの前に現れている

のです。

私たちは自分たちの心象世界をこの現実世界に映してはその世界で

傷ついたり、愛しあって有頂天になったり、どん底に落ち込んだりしているんですね。

それってつまり、「私」の世界の話なんです。

私たちは、私たちを愛したり、私たちを憎んだり、私たちを傷つけたり、して
一喜一憂しているのです。


先ほどの私の子どもの話でいうと、子どもたちは鏡となって私のエネルギーを映し出してくれる最高のパートナーですが、


私は子どもたちを通して自分の子ども性を愛したり、ジャッジしたりしているのです。

だからいつだって喧嘩をして、許しているのは

相手ではなくて自分のことなんですね。

理想が高すぎるお母さんの子どもは「周りの目を気にしすぎるのが問題」と言って悩んでいる。

神経質なお母さんの子供は「潔癖すぎる」と言って悩んでいる。

でも本当はそれは全部お母さんの問題なんです。

子供達のメッセージはこうです。

「もうそんなことで悩まなくていいんだよ」
「安心していいんだよ」
「大丈夫だよ」
「心配しなくてOKだよ」

お母さんが子どもを通して自分のことを癒せるように、
子どもたちは絶妙に問題を持ってきてくれるのです。

自分が嫌うその一部を体現した子どもたちを心の底から許せた時に、
自分が苦手とするその一部をジャッジせずに愛せた時に、
流されなかった涙がお母さんの頬を伝うのかもしれません。

「何かに怯えなくていいんだよ。大丈夫なんだよ。」
「ママはそのまんまでOKなんだよ」
そんなことを伝えるために子どもたちはやってくるのかもしれません。

あなたは自分をどう扱うのか


今回は子どものことを例に出して話しましたが、
どんな対人関係だって、何かしら私たちの心の風景を映し出しているものに違いありません。

だからどんな人も許せばいい!というわけではなく、

自分のことを虐げてくる人を前に、
自分のことを大切に扱わない人を前に、

どういう行動を取るのか?それを「私」はいつも見ているということです。

あなたが大切に扱われたいなら、

あなたはNOということを学ばなければいけません。

あなたが大切に扱われたいなら、

あなたの目の前にいる人を大切に扱わなければいけません。

あなたが大切に扱われたいならば

あなたがそれを学ばなければいけません。

私たちは鏡の世界に住んでいるんですから。

そんなことを思い出させてくれるのが、この天秤座の季節なのです。


曇り空の満月の下、目の前にいる人は、「私」だったのかもなぁ・・・

なんて思ってみると、今まで見えてたその人がまた違った表情を見せてくれるかもしれませんね。

だから「私」を愛することは、全てをマジカルに変容させる魔法のアクションなんだよ、

と天秤座はいうのです。


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