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好きなタイプを10個あげて分析してみた話

「好きな人のタイプ10個あげてみよ」

カジュアルイタリアンの少し暗めなカフェバーで女4人。突然一人がそんな提案を持ち出し、5分程度の時間でパパっと頭に思いついたものを発表した。4人で共通する部分もあるけれど、「そこ、タイプに入るの⁉」と意外なものもあって結構面白いテーマになった。2個や3個じゃ見えてこないちょっとコアな部分や、全体を通してどのカテゴリが多いかでその人の特徴がわかるなぁと思う。

例えば、Aちゃんの場合。身長、顔、外見、年収ーー。7割が体裁と外見の様子だ。あと、最初の項目に「私より」と入っているところをみると、自分のステータスに何かしらの想いも感じられる。周りから見た社会的ポジションや「絵的」にも、自分に見合う人を探してるのかもしれないなぁなんて考察もできる。

次に、Bちゃん。彼女はなにより、「一緒にいて楽しいか」を重視するようだ。バラエティ番組を見るかとか、アウトドアはできるかとか、飲むのは好きかとか。また土日休みで働いてるかなんてところからも、Bちゃんは彼氏ができたらたくさん一緒に遊びたいんだろうな、なんて思う。

そしてCちゃん。彼女は尊敬できるかに重きをおいているようだ。ジャンルに偏ることなくおいしいお店を知っているかとか、趣味は合わなくても、映画や音楽について思考が深いかとか、仕事に対して自信を持っている人かとか。お互いに高め合う付き合いを求めているのかもしれない。

そんなふうに友達のタイプを分析して、なるほど、へぇぇなんて感心した後に自分の書いたものを振り返った。

怒らない、相談に乗ってもらえる、社交的、笑わせてくれる、ゴキブリが殺せる、タバコ吸わない、穏やか、賢い、すぐ連絡が取れる、顔が好み

相談に乗ってくれたり、笑わせてくれたり、ゴキブリを代わりに退治してもらおうとしたり……なんて依存度が高いのだろう。自分の甘えた部分がくっきり出てきて、なんだか恥ずかしくなった。「自分は何もできない」なんてゼロ思考が働く裏側には、恋人を依存先として求めてしまうのかもしれないなぁ。

危険だ。本当に危険だ。


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