書くためには考えることが必要だし、書くためには考えをまとめる時間も必要だ。バラバラと考えていることをつなぎ合わせ、こうじゃないかと結論作り、それを文章に起こす。1000字のnoteを作るために必要な時間は、1日じゃ足りない時だってありうる。

毎日noteを始めた時、「書くこと」よりも「考えること」、考えを「まとめること」を毎日続ける方が難しいと思った。手を動かせば何かは書ける。けれど自分の言葉を書こうとすると、ネタを考え、それをまとめ、伝えたいことを見つけて初めて「書く」に到達できる。毎日新しいことを考えているわけではなく、何日もかけて1つのことに想いを馳せている時だってある。

というのも、このまま「毎日書く」を続けることに、どんな意味があるのかなぁと少し迷い始めたからだ。

「世に出すハードル」は格段に下がった。毎日書くことで日々の思考が進んだ。けれど「もうちょっと考えたい」と思ったり、まとまらない考えで頭がいっぱいになってしまっていたり、または仕事に夢中で何も考えて居なかったりするときに、「毎日書く」は結構しんどかったりする。

絞り出して書いている時間をインプットに使った方が、実りがあるんじゃないか…と、正直なところ思っている。せめて土日だけでも、書くのは「どちらでもいい」とした方が、考える時間が取れるんじゃないかなぁ。

そんなことをモヤモヤ考えながらも、納得いく理由ができるまでは書き続けるのだろうと思うけれど。「毎日書く」理由を、ちょっと見失ってたりもする。

「書きたいことがありすぎて止まらない」なんて人生を送りたかったものです。

去年の毎日note