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ライティングスクール2つ通って結構人生変わったかも。

最初のライティングスクール受講は、社会人5年目の秋。とあるライターさんがきっかけで、「Webメディアの運営」なるものに参加し、そこで「役に立ちたい」と思ったことから通い始めた。

今では転職までしてしまったので、何がそんなに良かったのか(もう何年も前だけど)まとめてみることに。通ったスクールは2つ。「思い浮かべて書く教室(現:コトバ大)」と、ライティングコミュニティ「sentence」で当時募集していた「sentence school」。

目次
◆それぞれのスクールの内容・受講期間
◆両スクール共通してよかったこと
◆どうして2つも通ったの?
◆こじつけでも「意味」を作ると動きやすい


◆それぞれのスクールの内容・受講期間

今はそれぞれスクール形態が変わっているのでこの限りではないが、当時はこんな概要。

「思い浮かべて書く教室」(以下、コトバ大)

通ってた期間:
2015年9月~2016年3月までの6か月間。毎週火曜日20:00~22:00。

講義内容:
タイトル、リード、キャッチとは?の基礎から企画の立て方、企画書の作り方、ラフの書き方など。仮クライアントとのタイアップ企画作り。Webというよりは雑誌の作り方に講座に近い。卒業制作で店舗インタビュー、デザイン含め雑誌の見開き1ぺージを完成させる感じで作成。

講師:スクールを運営する編集プロダクションの社長、山葉さん


sentence school」

通ってた期間:
2016年6月~12月までの6か月間。隔週木曜日19:30-21:30。

講義内容:
どんなライターになりたいか?ライターの種類、具体的な仕事内容から企画の立て方など前半は座学メイン。後半から実践に入り、受講者でWebメディアの立ち上げ、運営、個人メディア(ブログ)の作成、ライティングをしてみんなでフィードバック。

講師:inquire代表モリジュンヤさん、ライター西山武志さん


◆両スクール共通してよかったこと

①少人数で教えてもらえたこと。
②フィードバックを丁寧にしてくれたこと。
③相談先が増えたこと。

①少人数で教えてもらえたこと。
どちらも受講生が4~8人程度で、講師との距離が近く、積極的な子に講師を独占されない。発言が苦手な人にはかなり大事なポイント。顔も覚えてもらいやすく、スクールが終わってもつながっていられる(山葉さんとはキャンプ仲間、sentenceは引き続き入会、講師お二方には今でも大変お世話になっています)。

②フィードバックを丁寧にしてくれたこと。
コトバ大では一人ずつ個別に呼ばれて直接赤入れの内容を聞いたり、良かったものはみんなの前で発表されたり。sentence schoolは講義中に直接みんなで見てフィードバック、Facebookページに投稿してコメントをもらったり。“書いたものに丁寧な反応が返ってくる”のはやりがいにつながる。

③相談先が増えたこと。
「転職したい」「仕事がほしい」や、人生まるっと含めて不安なこと、困ってることなど。会社や友達とは違った、新しい関係性だからこそ相談しやすい部分がある。あと、興味のある業界にすでにいる人の意見が聞ける場はとても貴重。

最後、「ライター 講座」で検索すると20万を超えるものも出てくる中で、どちらも10万以下で通えたのが嬉しい……! 講師が自分と向き合ってくれる時間が長い講座の方が絶対伸びるし、その後の関係も続くからオススメ。

◆どうして2つも通ったの?

その時に悩んでいたこと、目的を達成(解消)できそうな気がしたから。

最初の目的は「“編集者“なる仕事を理解してスキルアップして、運営メディアの役に立つ」。あくまでも趣味のひとつが、通っているうちに「週1業務後じゃなくて、もっと力を入れてやってみたい」と思うように。けれどそう気づいた頃には講座も終盤を迎えていて、「編集やライティングが仕事になったらどんな感じなんだろう」をモヤモヤ抱えて終わることになってしまった。

講座が終わった後も、会社の有給を使ってインターンさせてもらったり、”仕事”のイメージを探っていたのだけれど、あまりつかめない。また、仕事にしたいけどコネがない。

そこから「sentence school」を受講した目的は「スキルアップと、仕事探し」。受講当初立てた目標は、スクール代を回収することだった。スクールに通いつつライターの繋がりを作って仕事をもらい始めたのもこの時期。

講義の内容に沿って仕事を進めてみたり、不安な点やよくわからないことはジュンヤさんと西山さんに相談しながら進められたので、講義内容も、タイミングもぴったりだった。ちなみにスクール代は、スクール終了3か月後になんとか回収!


◆こじつけでも「意味」を作ると動きやすい

最初は即決で受講に踏みきったものの、2つ目を受講するかは結構迷った。「期間も空いてないのにスクール通っちゃって、インプットおばさんで終わったらどうしよう……」と、ずっと不安があったからだ。お金も決して安いわけではない。“通っている自分”が十分行動しているように見えて、そこから何も進まない可能性だってありうる。

だからこそ、そこで何がしたいか、どんなことを持ち帰りたいかを考えてから受講することで、「自分は申し込む意味があるんだ」と行動に意味をもたせられたし、優先度高くして受講できたと思う。

さらに「意味あるかわからないから……」で受講を辞めないで、通うための言い訳を作るように目的を作ったことはさらによかった。受講してなかったら多分ライターやってない気がする。

気になったら動いてみる。動く理由や目的を(こじつけでも)作る。それに向かって動く。そんなことに気づけたライタースクール。

改めて振り返ってみると、2つのスクールのおかげで結構人生変わったかも。

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