見出し画像

コミュニティは生きるためのリスクヘッジ

今担当しているライターさんに、「一緒にサイトを運営している」実感を持ってもらいたいなぁと思っている。各地にライターさんがいて、その地域のよいところを見つけてきて、取材して、発信してくれる。これは一緒に作っている以外の何物でもない。でも、それがすごく伝わりづらい状況だなぁと日々実感していて、悩んだ結果に見えてきたのが"コミュニティ"だった。

コミュニティのメンバーって、サポーターとちょっと似ている部分があるなぁと思っている。何かを始める時や、困難にぶつかって困った時、コミュニティで報告すると何かしらの反応がかえってきて、それをヒントにまた始められたりするのだ。「コミュニティがあるといいかも」と思えたのも、私が今入っているライティングコミュニティsentenceがキッカケだったりする。

代表の青木とTABIPPOのしみなおさんとコミュニティについて話していた時、「完璧すぎるとコミュニティは続かない」といった話が出てきたのが興味深かった。改善点だったりとか、余白があった方が、参加者が自らコミュニティに働きかける機会が作れるし、そうすることで一体感が生まれるという。確かに「サポーター」と思った理由も、自分がそのコミュニティに働きかけているか、何かに貢献しているか、といった気持ちがないと、一緒に参加している気持ちが起きないだろうなぁと思ったからだ。

私たちは色々なコミュニティに所属している。家族、会社、同期、趣味。会社で悩むことがあっても、趣味のコミュニティで相談したり、家族には言えないけど、同期には打ち明けられる内容だったり、いくつかの場所に属するからこそ、生きやすくなっていたりもする。もしかしたらコミュニティって、生きるためのリスクヘッジみたいなものなのかもしれない。

せっかく関わってもらえるなら、仕事でも「居場所」を提供したいし、一丸となるように動きたい。コミュニティを軌道に乗せるのは大変そうだけど、できることからひとつづつ試していきたい。

テーマ#コミュニティ

最後までありがとうございます!いただいたサポートは、元気がない時のご褒美代にします。