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的を絞らないと運気がばらける、と言われたので

前の前の記事でふれたワークショップで易学者の方に言われたことがあります。

わたしの運気は、2月3月に自分がやりたいことについて天に道が開くとき。そして4月に結実していくというような内容でした。

ただしこの2月3月でやりたいことに的が絞れていないと、運気がばらけてしまう、とも言われました。

やりたいことにしっかり的を絞るって、できているつもりで案外人から質問されるとできていないことに気づくもので。

なにをやるのか、は決まっていても、どうやってやなぜやるのかがぼんやりしちゃうと、「ばらける」が起きてしまうんだろうなと思います。

サイモン・シネックの「ゴールデン・サークル」の概念。まずはなぜやるのか、whyから絞っていく。

そのwhyを見定めていくときに、「仕事としては」「稼ぐために」という前提が無意識にあったりすると、もう純粋なwhyではなくなります。

なぜなら、自分がやりたいことの中で仕事として成り立ちそうなものだけを無意識にピックアップし、それを打ち出すための建前としてのwhy探しになってしまうから。

自分は仕事だろうが趣味だろうが人間関係だろうが、こういう人間でありたい、こういう考え方が心地よい、これが好き!がまず起点のwhyです。これをなにかの活動として形にするならどんな風にしようかな、がhow。そして、なにをしようかなwhatが決まります。
 
howやwhatだけでは、その活動を継続させたり、スキルを磨いていく情熱が続きません。

たとえばこの易学者の方は、易学についての知識を吸収したい、という異様に高い情熱があります。これがwhyです。

だから、自分でも勉強するし、また易学鑑定をすればするほど事例集めとなり知識が高まります。そんな人だから、鑑定を受けに来る人にとっても質が高い鑑定をしてもらえて、人生の最適なタイミングを知って決断するというベネフィットが得られるのです。

このwhyが決まっていれば、howやwhatについて決まらなくても、情報が集まるようになります。

また、たくさん集まりすぎて迷うときも、whyに立ち戻ってそれに沿ったものを選択すればいいのです。

実際わたしも運気の波からか、会う人会う人が目移りしそうなくらいいろいろなヒントやアイデアをくれるので、自分にできることの地平がめちゃくちゃ広がっています。

たとえばそれば、とあるイベントにいつか参加したい、までが自分の視野の限界だったのが、そのイベント自分で開催しちゃいなよ、と言われるというような感じです。

whyがしっかり分かっていれば、他人が起こしてくれる波の中を楽しみながら泳いで自分でひとつひとつ目標を定め、そして大きなゴールに向かっていけます。


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