昨年末から羽咋市に旅行に行く予定を立てていた。

寒鮒が美味いらしい。
そして、砂浜を車で走れる場所があるらしい。
まだ見たことの無い世界に胸を弾ませた。
泊まる宿も決めた。

今年元旦。
石川県が揺れた。地震だ。あの瞬間はこんなにも被害が出るだなんて思いもしなかった。
1日、２日、３日と報道を目の当たりにする度に、胸が痛んだ。

羽咋市に一緒に行く予定のパートナーにとって思い入れのある地。

「好きな場所だから案内したいんだ！」

そう言ってくれたパートナーは、正月の間ずっと涙を流していた。

いつかお世話になったあの人は無事なのか。
あのお店は。何故こんなことに。
自分に何が出来るんだろう。無力だな。

わたしも泣いた。

旅の予定日までに自分たちが出来ることは最善を尽くした。予定日が近づくにつれ、なんとも言えない気持ちになった。

今行くべきか。行かないべきか。
迷惑になるならやめよう。そう決めた。

宿のInstagramを覗くと、宿泊が再開していた。連絡を取り、行くことに決めた。


まずは災害から2ヶ月が過ぎましたが、被災された方々の一日も早い復興を心から願い、少しでも自分にできることを続けてまいりたいと強く感じている今日この頃です。

石川県羽咋市　旅のはなし

新幹線で金沢を目指した。
東京駅で駅弁選び。

わたしは、おにぎりとカツサンドをチョイス。
だってお腹が空いたから、炭水化物が食べたいんだな🍙
タカラハイボールのノンアルコールは中々のものだった🍺

金沢でレンタカーを借りて、ドライブをしながら宿を目指した。

着いてすぐに、貸し切りサウナで汗を流した。人生初サウナは、オーナーが薪で焚いてくれる極上のものだった。

パートナーは、「うわぁぁぁっ熱い！もうダメだぁ！」「ひゃーー冷たい、うわぁぁぁぁ」とこと細やかに感動していた。

整う。

そして、近くの居酒屋にて夕食。

身が締まりながら脂も乗り、超絶美味。
お隣は鱈の子付け。こちらも超絶美味。
石川県ならでは！👏

たらふく呑んで食べて。消灯。
石川県の虜となる。

お宿の上品かつ郷土を感じる朝ごはんには、涙が出そうになった。
残ったご飯でおにぎりを握ってくれたので、昼食に。道の駅で売られていた蟹汁と一緒に🦀
お昼ごはんにも涙が出そうになった。

美味しいものを頂いて、「美味しい」と言えることがありがたい。
大変だったことがあったにも関わらず、石川県の方はみんな温かい。

ありがとうございました。

２日目は富山県氷見市にある、民宿あおまささんに宿泊。

とっても素敵な宿なのだ。
こちらにもサウナが完備され、なんと！オーシャンビュー。２日目ともなれば、パートナーのサウナ騒ぎも少しは落ち着いた。

「うわぁぁぁ、熱い！」

海を見ながら整うという極上が味わえる。

客室もオーシャンビューだった。

夕食も大変美味で、中でも鰤は絶品だった。
温泉も最高。肌も保湿され、身体の芯から温まった。
富山県の虜となる。またゆっくり周りたい。

３日目はまた羽咋市に戻り、道の駅や千里浜なぎさドライブウェイに。

↑能登のハトムギ茶も美味😋

応援しようと思った地で、逆にたくさんの元気を頂いた。ありがとうございました。
また必ず来ます。

最後に「羽咋市に来たら必ず行く場所なんだよ」と、パートナーが連れてきてくれた。

最高だ。ありがとう。