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リモートワークを当たり前の選択肢に

以前、働き方改革をテーマに登壇する機会があり、「リモートワーク」についてお話しさせていただきました。
※ 書き起こしはこちら → 働き方改革で優秀な人材が集まってきた話 

参加者アンケートによると
「取り入れられるところからチャンレジしてみたい」という前向きなご意見もありましたが、「自分とは無縁の話」「未来の話」という風に捉えた方も少なくありませんでした。

リモートワークで成果を最大化するために多少の工夫は必要ですが、特別難しいことではありません。
突出したITリテラシーは必要ありませんし、適用可能職種もさまざまです。

私自身、キャリアを形成していく上で「リモート」という働き方にすごく助けられました。子どもたちとの時間を大切にしながら仕事に集中できたのも、諦めていた東京の採用マーケットに身を置くことができるのもリモートワークのおかげです。

近くのそこそこの人より遠くのすごい人と働きたい

もちろん、働く側のメリットだけではありません。リモートを導入すれば、「一緒に働きたいと思える人と働ける」可能性がグッと高まります。

より良いチームを一緒に追求できる人と働くためなら、働く場所の優先順位は下げても良いのではないでしょうか?


「近くのそこそこの人より遠くのすごい人と働きたい」
と以前のボスが言っていたのですが、本当にその通りだと思います。

リモートワークTips

導入すればOKということではなく、いくつか工夫は必要です。
「なんのために導入するのか?」について考えてから制度設計することをお勧めします!

リモートワーク歴3年半の私が考えるTipsのうち代表的なものはこちら

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性善説に基づいて制度設計する

まさにこれです。

次でも触れますが、リモートワークでは「オープンなコミュニュケーション」が前提となります。発信がないと気づきますし、成果がないということになりますので、実際にはサボり続けることは困難です。

情報はオープンに

「その場にいないと取れない情報」をなるべく排除し、情報格差がないように意識する必要があります。

- オープンな場で議論する
- 口頭で合意した内容でもチャットツールや情報共有ツールで適宜共有する
- 情報共有ツールを活用し、誰でも必要な情報にアクセス可能な状況にする


リモートだから、オフィス勤務だから…という物理的な違いで得られる情報に差が出て仕事がしにくくなると、誰も幸せではないです。
上記のような理由からリモートとオフィス勤務で仕事をわけてしまうというケースもあるようですが、それも本質的なアプローチではありません。

オープンな場で議論し、情報共有することで意思決定が早くなりますし、プロジェクトが円滑に進みます。情報の透明性って大事。

前職では全てのプロジェクトでインセプションデッキを作っていました。
最初に「プロジェクトの目的」「やること/やらないこと」「優先順位」などを関係者で握って全社に共有することで、スピードはさらに加速します。

テキストコミュニケーションは迅速に

チャットで送った内容に反応がないと「見てないのかな?」「検討中かな?」「忙しいのかな?」と無駄が生じます。

ひとまずリアクションアイコンで反応したり、「あとで返事しますね!」と入れるだけでお互いの作業が円滑に進みます。
(前職では数秒単位で事が進んでいました。すごい!

クラウドツールをフル活用

これは当たり前ですけど、勤怠管理やタスク管理、情報共有、コミュニケーション全て、どこにいてもできるようにしておく必要があります。
また、どう活用するか?を少し工夫するだけで効果が劇的に変わります。
フェーズによって使い分けをし、補強が必要なことを補うルール設定ができるとより良いです。

前職での活用例の一部は、冒頭に貼ったURLで紹介していますのでご参照ください。

会社の文化にもよるかもしれませんが、たまには直接会う機会を作ったり、リモート飲み会をすることもオススメです!



2019年11月からフルリモートワーカーとして株式会社キャスターにジョイン!同じリモートワークでも様々な違いがあると思うので、新たな気づきは今後シェアしていきます💡

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