見出し画像

採用をはじめる時にやるべきこと 6つ

採用を運用含めまるっと担当する CASTER BIZ recruitingで責任者をしている@MihoMorikazuです。

弊社ボス石倉さんの得意技に、「メンバーのプロフィールを美しく仕上げる」というものがあるのですが、私も書いてもらいました。

人材紹介JAC Recruitmentの新卒1期生で最年少マネージャーを経験。
その後、大手からスタートアップで人事マネージャーを歴任。
社会保険労務士有資格者。選考プロセス設計や改善から内定承諾率向上を得意とする。過去の内定承諾率は90%以上。

今後プロフィールを求められる機会があれば、これを使っていこうと思います!(あるのかな…?笑

************
このプロフィールにもあるように、転職エージェントから事業会社の人事に転職しました。スタートアップで採用を担当することになった時は、社内に「採用について知っている人は誰もいない」ところからのスタートでしたが、半年で組織が倍以上に 🎉

当時を振り返りながら、
「どのように採用を進めていったか」について書きたいと思います。
これから採用をしようとしている方や、採用に悩んでいる方に読んでもらえたら嬉しいです。

採用にあたってまず最初に整理すること

1.  何のために採用するのか
2. どんな人と働きたいのか(スキル・人物)
3. その人にとって "うちの会社に入社したら良いこと" は何か

この整理はとても大切です。
「2. どんな人と働きたいのか」 と 「3. その人にとって "うちの会社に入社したら良いこと" は何か」について、採用する職種のメンバー全員に聞いて回りました。
主目的は採用に必要な情報収拾なのですが、「何のために採用するのか」をみんなに知ってもらうことも意識していました。

現場も採用の必要性を理解し、採用に対してポジティブである状況。
採用成功の上で重要なファクターの1つだからです。

情報を収集し、内容を整理したのちに1から3までを文章にし、全員にレビューしてもらいました。この段階で全員に圧倒的な当事者意識が生まれたなと感じます。(3. の視点は抜けがちなのでぜひ取り入れて欲しいです!)

次に、具体的な選考の準備です。

4. 求める人材かどうかを判断するにはどんな選考が必要か
5. どんな採用プロセスにするか
6. 選考を通じてどんな体験を提供したいか

ここで大切なのは、「4. 求める人材かどうかを判断するにはどんな選考が必要か」を曖昧にしないこと。
- どんな質問をすればいいのか?
- 回答をどのように判断するのか?
を具体的に落とし込んで面接シートを作成しました。

面接官によって判断基準が大きくぶれないようにするためのものですが、各選考官が「目的意識をもって選考を担当する」ためにも必要だったと実感しています。

「どんな採用プロセスにするか」は肝になる部分

市場における自社のポジショニング、求める人材とのバランスを考え、
「どこにフォーカスすれば成功するか」を考えます。

例えば、知名度のある会社の場合、求人募集を出せばたくさん応募があります。その場合は、よりターゲットに近い人材に届くよう求人内容を絞り込んでいく必要があります。選考スタイルも、アトラクト(惹きつける)よりも見極める足切り型がメインになります。

私が勤めていた会社は地方のスタートアップでした。
エージェントに依頼すると「その採用要件なら、◯◯さん(有名ITベンチャー)に入社できますよ」と一蹴され、ほとんど紹介がきませんでした。

でも、「事業成長のためにどうしてもいい人を採用したい!」そんな大切なフェーズでしたので、採用要件を変更しようとは思いませんでした。
「最初の整理」を経て、私の中では採用成功フレームワークがある程度みえていたというのも要件変更をしないと決めた理由の1つです。

事業、仕事、人を色々な側面から分解し、他の会社よりも自信を持って「いい!」といえる部分を1つずつ整理していきます。
一度全部出して、然るべき引き出しに戻していくイメージです。

この作業はとても意味があります。
ヒアリングして出てきた情報に対して「こういう事もやってるんだね。すごいね!」「これいいね!」とフィードバックするうちに、
「やっぱりうちの会社っていいよね!」「これ当たり前だと思ってたけど、他から見るとバリューあるんだね」と皆んながよりポジティブに自信をもって採用活動に関われるようになったと感じています。

そして、「どのタイミングでどの引き出しを開けるのがいいのか?」について仮説を立てて検証します。愚直にそれを繰り返すことで、採用計画を大きく上回る数のエンジニアがジョインしてくれました。

会社独自の「勝利の方程式」みたいなものが出来上がると強いのです。
私はそれを採用成功フレームワークと呼んでいます。

私の場合は、幸運にも周りのメンバーがとても前向きに協力してくれたので、孤独を感じることなく採用を推進することができました。
「何からどう始めたらいいのかわからない…」という時の孤独ほどつらいものはありません。

上記で書いた1から6までをまずは作ってみましょう。
すでにある場合は、結果を元に見直してみてください。

「自社に当てはめるとどうなるんだろう?」
「これでいいのかな?」
と悩んでも解がでなければ、ぜひこちらの記事を読んでみてください。


▼「何から手をつけたらいいのかわらない」という方はこちらへ ▼


▼「募集しているけどなかなか採用に至らない」「人手不足でニッチもサッチもいかない」という方は こちらへ▼


CASTER BIZ recruitingのサービス内容について、詳しく知りたい!
という方は資料ダウンロード からお願いします。

採用に関連する情報はこちらのマガジンでぐんぐん発信していますー!
もしよければ、「スキ」やフォローしていただけると嬉しいです♪

Twitterもお気軽にフォローください


よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはコーヒー代として使わせていただき、次の執筆のがんばるパワーとなります◎