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向源のボランティアスタッフをして。

自分にとってセンセーショナルな2日間を経験できたので
振り返らせていただきます。

GWの最終2日間寺社フェス”向源”にボランティアスタッフとして
どっっぷりと浸かってきました。

そのログです。

向源というのは、お寺でやるフェスでして
フェスと聞くと、音楽祭のイメージがありますが、そうではなく
様々な分野のワークショップや発表をお寺で一気にやろう!
みたいな日です。

コンセプトは自分の源と向き合う。です。
なんだか振興宗教めいて聞こえますが
主催がお坊さん、場所がお寺、だけれども、布教活動ではないです。
おもてなしの精神を大いに持った自主性に溢れるスタッフみなさんで構成されています。

でもって、伝統文化に触れる体験や、伝統文化から一歩尖った活動をされている人や、いろんな切り口を持った現代アートのプロフェッショナルの人が来て、発表をする、今を生きている伝統文化が集うってことです。
フェスです。

ボランティアスタッフとして、飛び込んだ理由は
昨年の秋に京都の向源にゲストとして呼んで頂いた時に
「こんなに刺激的で求心力のあるフェスの体型を初めてみた!すげえ!」と思ったから。音楽というわかりやすいものではないけど、きた人が楽しんでいて、”特別”を体験しているのが、いいなあと思いました。一つの特別を共有すると生まれる仲間意識、一体感、そういうのを生み出せるタレントになりたいと思っているので。これはめちゃくちゃ勉強になるぞ、ともいました。
あと、「関わる人たちの暖かさ」が半端なかったから。
あと、「この伝統文化のここがいいんだぜ!ここがすごいんだぜ!ここが好きなんだぜ!」ってプライドを持ってる皆さんに憧れたんです。仏像好きを私もこうやって叫びたい!みたいなw
私もこういう素敵なものを作る人たちの仲間入りをしたいと思ったんです。
仲間入りをしたいし、仲間が欲しいし、うん。帰属欲求が強いみほが出ました。

で、これにフルコミットで!行って来ました。
飛び込んでみた私の反省と感想です。

まずは、ちょーー楽しかったです。
京都の時に感じた「すげえ!」は相変わらずあります。
それに、人の暖かさも変わらず。印象に残る場面ばかりでした。
特に代表の「皆のおかげって言われたら、”私のおかげなんだ!”って思ってください」て話、大好きです。

上に書けたような魅力は山ほどあって、書ききれないです。
本当にすげーって思いました。(文章力なさすぎる。)

で、ここから書きたいのは、学びと反省です。

私はこの向源で「なめとんのか!」って言われるようなことばかりしてきました。
①事前ミーティングに一つも顔を出さない
②自分の仕事がGWの最終日に入らなかったことを嘆く
③お手伝いすべきところを見つけられない

①は、事前準備、情報収集能力の低さ。
ボーーっとしてるんです。
ぼーっとして、誰かに助けられて、なんとかなってきてるから、ぼーっとしてるんです。
言い訳をすると、4月末から5月にかけてポロポロ入ってくるいろんな種類のお仕事を処理するのに頭も心も追いついていなかったんです。
事前ミーティングの情報を見落としてて、レスポンスすらしない。主催者からしたら、「こいつは本当に当日に現れるのか?」って不安だったでしょうね〜〜本当にごめんなさい。

「アイドルがボランティアに来るなんて、宣伝活動の一貫か?出演させろってことか?そんな根回しか?」みたいに思われてるのかな、なんて不安もありました、お仕事につなげればこんな嬉しいことはないけども
それは2の次3の次です。
でも、「」みたいな根回しだと思われても仕方がないような動きが結果的に出てしまってたかなって、反省。


②は、疲れえてくると、自分のことしか考えられないんです。
話をするときは、相手が楽しくなるような、みんなが笑顔になるようなことをいうのが当たり前です。当然です。
なのに、それに気づけなくて、ずさんな言葉が出ては、周囲の人に??をたくさん植えつけて
一番反省すべきところです。
仕事が入らなかったおかげで、無事に参加できてるんじゃないですか。こんな喜ばしいことはないじゃないですか。でも、何を思ったか、笑わせようとしたんですよ。「みほが仕事ないおかげでボランティアきてくれたじゃん!ありがとう!暇で!」みたいなツッコミが欲しかったんだけど、そんなツッコミする性格悪い優しい人はいなくて。当たり前で。


③は、↑と似ています。
自分のことしか考えられないし、周辺視野が狭いし、言葉にするのが苦手だから
自分の心の中でいろんな言い訳をして「サボる」に見える行動をとります。
あと、今人手が足りてないところを見分けらません。
アスペルガーなのかADHDなのか、多少それっぽいところがあります。
できないことは出来ないんです。見えないものは見えないんです。
23年間、部活、バイト、仕事、いろんなところで結構悩まされてきましたが、出来ないものはできない、明確な限界を感じる。めちゃくちゃ努力してるけどね。
だから代わりに、なるべく駒として、指示待ちでも役に立てる場所を探します。
それじゃあやっていけないのが、社会です。
やっていけないよなあって、感じました。



自分の一番弱い部分が出たなとおもいました。
ってか、弱い部分しかないのを、メッキでバリバリに固めた人間で
赤ちゃん人間なのがバレました。

だから嫌われるとかじゃないです。
向源のお坊さんやスタッフさんたちはそんな器の小さな人たちじゃないです。

でも、みほとけのブランディングとして赤ちゃん性の悪いところが出るのはよくないんです。

こんなこと長々と書いていますが
こうやって自分の内面を見つめ直して、反省して、アウトプットする
誰得かといえば、みほ得でしかないです。

自分の人生、一人のタレントとして生きていく上で、大事な大事な作業です。

こんな機会に恵まれた、向源の全ての皆様に感謝です。



私は帰属欲求と承認欲求の塊です。赤ちゃんです。

赤ちゃんは仲間がいないと寂しいんです。

仲間を作るために
「特別体験と一体感・仲間意識」

これが私の作りたいものだって改めて感じました。



野口実穂、まだまだこれからだ。



p.s.
こんな長い文章最後まで読んだあなたはもう野口実穂のファンです。

ふふふ〜

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