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必死になるより、ご機嫌に生きよう。


ご機嫌に生きることは自分のためであり、他人のためでもある。
あなたが必死で頑張りすぎるのは、まわりからすると迷惑だ。
あなたが一番に優先するべきなのは、自分をご機嫌に保つこと。ご機嫌な選択を毎日していくことだ。

仕事が忙しくても、家庭も仕事も人間関係もすごく頑張る。張り詰めた糸のようなギリギリの精神で模範的といえる生活をおくっている。

そうすると、家族が皿を洗い忘れた。
恋人が休日に釣りへ行くとかいう。
子供が宿題をやってない。
仲間がレベル低い仕上りで満足してる。
てなことで、感情が大噴火してしまう。
相手を罵り、手をあげ、物に当たって泣き崩れてしまう。
そんなとき、心の中で叫んでいる言葉は
「私がこんなに頑張ってるんだから、あなたも同じくらい頑張りなさいよ!!!」

相手は突然のことで呆気にとられてしまう。
どうしてあなたが爆発しているのか理由なんてわからない。あなたの心の中の葛藤なんてわからない。
(そこまで怒られることだろうか?)
って疑問に思いながらも
優しい相手ならばあなたの八つ当たりをおさめるために
謝ってみせたり、泣いたり、口先だけの目標を掲げる。
気が強い相手ならばあなたとの間に大ゲンカが勃発する。

良い人と呼ばれる人間が頑張りすぎて、いっぱいいっぱいになって
家族に、恋人に、子供に、周囲の人に
当たったり、
相手を厳しい目で見るのは実は迷惑なことだ。

そんなもの、向上心とも、アドバイスとも、教育とも呼べない。
人生に疲れている人間の、単なるエゴの撒き散らしだ。
「向上心」と呼ぶその頑張りは、あなたが自分の価値を他人に認めて欲しいだけだ。
「アドバイス」と呼ぶその頑張りは、あなたが他人に影響を与えたいという自己満足だ。
「教育」と呼ぶその頑張りは、あなたが他人をコントロールして己の影響力を確認したいだけじゃないだろうか?

「私がこんなに頑張ってるのに、なんであなたは頑張らないのよ!!」
っていうあなたの苛立ちは全くもって相手に関係ない。
あなたが作り出している完璧主義という苦しみだ。
完璧主義の良い子が自分メイドの地獄で悶え苦しんでいる。

頑張り過ぎをやらかすのは真面目でいい子、
人に認められたがり。
気をつけたほうがいい。
自戒を込めて壁に貼っておこう。

「頑張ることより、ご機嫌に生きていこう」って。

あなたがご機嫌になるために
家事を手抜きしてゴロゴロしたり
好きなところへ遊びに行ったり
ちょっとだけ贅沢を自分に与えればいい。
誰も責めたりはしない。誰よりもあなたを責めているのは自分自身なのだ。

外から疲れて帰ってきて
目を吊り上げて、手作りの夕食を作り完璧な自分でいようとするより、
買ってきたお惣菜や卵かけご飯で、
ごめんね~~ってヘラヘラしながら
家族の失敗話を笑顔で聞く方がいい。

周りのみんなもその方が嬉しい。
そして、あなたもその方が幸せだ。
あなたの幸せはそのまま、周りの幸せにつながっている。

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