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お笑いも愛してます

今日はお休みの日。

休みの日が近づくと私がすることは、
よしもとの劇場スケジュールを確認することだ。

もうすぐ福岡から大阪にきて2ヶ月を迎えようとしているけれど、必ずと胸に決めていたのに、実はまだお笑いを見に行けてなかった。

昨日のお昼休憩中、明日の休みに何をしようかということで、いつものように大阪の劇場スケジュールをiPhoneで調べる私。


一番近い「西梅田花月」

笑いの殿堂「なんばグランド花月」

若手の劇場「よしもと漫才劇場」

最近できた「ポストよしもと」

京都の「祇園花月」
(ここは祇園おどりの期間中休館日だった)


何を観るかというと、

行けそうな時間に観たい人たちが出ているか。

ネタも新喜劇もどちらもそう。

例えば、あまり観ないひとからすると『吉本新喜劇』はぜんぶ同じようなイメージがあるかもしれないけど、5人の座長ごとに(ほかの人が務めるときもある)特徴があるし、基本毎週演目が変わるのはもちろん、座長をはじめ、ほかに誰が出てるかで、細かなネタやギャグが変わってくるので、ネタと共に出演者はとっても大切なチェックポイント。


ほかのネタのラインナップでいうと、
東京、新宿の「ルミネTheよしもと」は
テレビに出てるメンバーが目白押し
※こちら今日11/8(木)のとある公演


いやもう、出演者見るだけで面白いもん最高。

いいなあ、うらやましすぎる、さすが首都。


私は小さなころに、お父さんが新喜劇をテレビで観てて私も観てて。M-1グランプリも最初から大好きで、初期のころに笑い飯や麒麟や千鳥を知って好きになって、福岡で深夜に放映してくれる関西ローカル番組を観れるのが幸せで。
そんなこんなで好みが大阪よりな気がしている。

でも、こんなこと言ってますが、東京芸人さんと言われる人も普通に観るし、漫才だけじゃなくってコントも観るし、「お笑いが好き」が私の基礎要素です。

大阪は、東京に比べるとディープなイメージ。
こっちの劇場に出ているのは基本的に大阪よしもと所属のひとたち。

大阪をベースにずっとやってきたベテラン漫才師さんや芸人さん。落語界のお師匠さんたち。関西ローカルには出ていて、関西のひとには馴染みはあるけど、全国区ではない芸人さん。
ほか、東京所属の芸人さん枠もある。

これは、今日私が行くことを決めた公演です。


決めたポイントは笑い飯、ダイノジ。
(笑い飯がいてくれた時点でガッツポーズ)

あと新喜劇が川畑さんの回ということ大きいかな。
生で元太君が観たかった。

落語を観るのも、大阪の劇場に行ったときくらい。だから、桂文珍師匠も観れるのもうれしかった。


名前も知らない芸人さんが
ラインナップにいるときももちろんある。
今回でいうと、モンブランと祇園。最近若手の芸人さんを追えてないので結構知らないことが多い。

でもね、「自分が知らない=おもしろくない」じゃない、「テレビに出ていない=おもしろくない」じゃない。

だから、知らない名前があっても、
真っさらで真っ直ぐな気持ちで舞台を観るようにしてます。
斜め目線で観ちゃうと斜め目線で受け取ってしまう。

逆におもしろい!って知っているが故に期待をしてしまって、超えるときも超えてこないときもあるし、笑えないときは、がんばれーーって心の中で思っています、応援の姿勢。

これは、音楽でもきっとそうだけど、
私のお笑いを観るときに大切にしているスタンスです。

もちろん好みはあるんだろうけど、
結局おもしろいひとには結局私は笑っちゃう、たぶんわたしゲラ。



長々と私が公演を決めるときのポイントと
お笑いを観るときの心の姿勢を話しましたが、
今日ね、ネタも新喜劇も楽しくて、おもしろかった。行って後悔したことは今までない。


今日は終えた瞬間これは書きたいって思ったことを
ここには残そうと思います。


祇園、モンブランの2組が終わって
ダイノジが出てきました。

ダイノジさんは、ここ最近1番生で観ている芸人さんかも。というのもDJダイノジとして劇場ではなくてライブハウスやフェスにて。
去年の5月の福岡での鶴とのチャゲアスナイトやジャイアンナイトでは、初めてにも関わらず大地さんとステージで踊ることになってしまったし(このとき大谷さんは欠席)、今年5月の岡山でのhoshiotoではDJダイノジで相当動き回った、あれは、みんなで、全身全霊で楽しいんですよね(翌日の筋肉痛は必須)。

2人は立派なソウルメイト。
ダイノジさんは鶴も昔から仲のいい芸人さんの1組です。


今日もすっごく笑いました!!!
漫才を観るのは確か2回目なんですけどね、
おもしろかったーーー!!!

終盤に、大地さんと大谷さんが自分たちしか知らないであろうボケをはじめて、ツッこんで楽しんで客席シーンとなって「笑ってるの俺たちだけじゃねえか」っていうくだりがあったんですが、私はずっとツボでめっちゃ笑ってたんだけれど「笑ってるの俺たちだけじゃねえか」ってツッこむから、声出すのがんばって堪えました。真面目か。トリュフを探す豚(リピート必須)。

それでも、私、大っ満足で、
痛風の大谷さんがゆっくり下手にはけて、
はけ際にTポーズ(痛風のT)をしてくれたあと、

出演者名が次の笑い飯に変わり、
笑い飯の出囃子が流れはじめた。

それはそれは、とても耳馴染みのある
大好きな鶴のSE(アーティストの出囃子)、Jackson5の"I want you back"。


私、ぽろぽろ泣いちゃって。

鶴にとても関わりのあるダイノジさんから、
昔から大好きな笑い飯というこの流れだけでも私はしあわせなのに、

そこを繋いでくれるのが
"I want you back"だなんて。

西田さんと哲夫さんがスタンドマイクを挟んだときには、私はどうにか涙を止めて拭っていました。
前から4列目のど真ん中だったんです、今日の席。泣いていたの丸見えだったかな。

楽しみにしてたから真っさらで観たくて。


泣けてきたのはね、偶然であっても必然であってもこの繋がりに、感動しちゃったんですよね。
全方向から私は応援してもらってるんだなって思ったんです。私が愛しているものすべてに「いつも見守ってるよーーーーーーー!!!」って言われてる感覚だった。


たかが出囃子、されど出囃子。

ほんとうにありがとうございます、いろんなひともの。


愛する笑い飯のお2人は、
昔は実はハエがたくさんおって
昔話にもハエが登場してたという
ハエハエ言う安定の漫才をしてました。

大好き。

福岡に帰る前にまた来よう。



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