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テクノロジーがインフラを越えてアートになった話

テクノロジーはもはやアート

先日、お台場にできた【EPSON teamLab Borderless】に行ってきた。
"映える"と話題のこの場所。夏は終わった9月にも関わらず隣にある観覧車まで続く入場列は夕方までたえなかった。

昔から人の心が動く瞬間を見るのが好きでこの場所も間違いなく多くの人の心がうごめいた場所に違いなかった。
最初に言っておくとこれまでもteamLabの作品もたくさん拝見させて頂いたが、間違いなくこの夏創り上げられた作品は万人が感動するテクノロジーの未来だった。ほんの少し悔しいと思うほどに。

Borderless World

『アートは、部屋から出て移動し始め、他の作品とコミュニケーションし、他の作品と境界がなく、時には混ざり合う。そのような作品群による、境界のない1つの世界、『チームラボ ボーダレス』。』

全体の感想はコンセプト通り従来のアート作品の枠を超えた世界観だったということ。5時間程度は滞在してしまった…飽きないというこの感覚がおそらくアートとして完成度が高いことを示すと思う。
地図もなく迷路のようで、だからといってそれが不快とならない。
道に迷ってまた同じ場所にたどり着いたと思ったら、同じ場所にいるはずなのにそこには先ほどまであったはずの作品がない。私たちはまた新たな作品と遭遇する。
それはとても不思議な体験で私はこういう世界観がだだただとても好き。

強すぎる光は暴力

40から50作品ほどあるなかで一番長く見入ったのが『光の彫刻空間』という部屋だった。
すごく見つけづらい場所にあるらしいので是非見つけ出して長々と滞在してほしい。永遠と終わりがない。笑

ただ私は周りの感嘆を聞きながら少し光が怖くて、強烈な光に無邪気に笑えるほど子供ではないことに少しだけ寂しかった。
光と光の合間に訪れる漆黒が心地よい感覚を持ったおとなだった。

豆知識は『ランプの森』は30分待ちと言われたらとりあえず並ぶのが勝ち!笑
1時間待ちはもはや当たり前らしい。。覚悟必須。お昼時が意外と空いてて夕方にピークという感じだった。
ランプの森の人気がやばい。

最後に

おそらくたくさんの写真がすでに出回っていると思うけどあの空間は決して2次元ではあらわすことができない気がする。私もたくさんの写真を撮ったもののどの写真にも納得していないというのが正直なところ。あの空間に自分がいてこそ完成されるといったらおかしいけれど、結局はすべてのものはその場にいてこそ魅力は最大限受け取れるものなんだろうな。

teamLabのホームページで彼らは

"テクノロジーとクリエイティブの境界はすでに曖昧になりつつあり、今後のこの傾向はさらに加速していくでしょう。そんな情報社会において、サイエンス・テクノロジー・デザイン・アートなどの境界を曖昧にしながら、『実験と革新』をテーマにものを創ることによって、もしくは、創るプロセスを通して、ものごとのソリューションを提供します。"

と掲げている。
本当に楽しみしかない。笑

世の中をちょっと良くするためのテクノロジーはインフラから娯楽を飛び越えアートにさえなった。
車が空を飛んでロボットが手術したり、漫画のような世界観が私の生きてるこの時代にリアルで起きてる。しかもその一部になれるというのは最高に面白い。
テクノロジーはやっぱり面白いなーと、そんな夏の終わり。

#teamLab #お台場 #デジタルアート #technology #Borderless #東京散策

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