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【老舗旅館に泊まろう】旅人が旅先に貢献できること

旅人が旅先に貢献できること。経済を回すという意味ではいろいろと考えられますが、そのひとつは宿泊施設に泊まることだと私は思います。

旅に出た際は日帰りではなく宿泊し、さらにその宿泊施設に老舗旅館を選べば、その土地の歴史と伝統を守ることにもつながり一石二鳥では?

今回はその根拠についてご紹介します。

日帰りではなく宿泊を

宿泊先もまた思い出

以前ニュース番組で奈良の方が「観光客は奈良には来ても観光だけ。泊まるのは京都という人ばかりです」と嘆いているのを見ました。

第一回目の緊急事態宣言中に伊豆の旅館で働いていた経験から、お客様ありきの宿泊施設だということはよくわかっているつもりです。お客様=宿泊施設の存在意義と言っても過言ではないでしょう。

つまり、その土地へ行き宿泊施設を利用するだけでも、旅人は十分に旅先へ貢献していると言えるかと思います。

老舗旅館に宿泊する

湯河原にある老舗旅館

老舗旅館に泊まったことはありますか?

「なんだか敷居が高そう.......」と思う方も多いはず。ただ、間違いなく老舗旅館は日本の心です。そこでは古くから受け継がれてきた日本のおもてなし精神を存分に感じることができるでしょう。

貸切風呂でまったり
THE旅館の朝食

老舗旅館の中には、残念ながらコロナ禍による経営難で廃業した施設も存在します。いくつもの歴史が失われたような気がして、残念でなりません。

建物そのものが登録有形文化財や歴史的建造物といったところも多いので、そういった意味でもそこに宿泊するということは、歴史と伝統を次世代へ繋いでいくために私たちが貢献できることだと確信しています。

今の20代・30代では、そもそも老舗旅館は宿泊先の候補にすら上がらない方も多いかと思いますが、ぜひ一度は足を運んでその良さを実感していただけると嬉しいです。

温泉街にある旅館も多いので、たまにはプチ贅沢として、老舗旅館でまったり入浴してみては?

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