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月一登山、ハイキング10回目

前回9回目はなんと7月でした!!
あの時は上高地で、その後、書けなかったのですが、
8月 職場近くの有漏神社ハイキング
9月 近場の賤ヶ岳
9月 なかば過ぎに剣山
11月 近場の小谷山
と、なんとなく月一ペースで動いていました。

そして12月に入り、時間ができて、やっぱり自然の中にたっぷり行こう!!
と、言うわけで
登山アプリをゲット!
始めて行動計画を立てて、前日友達にも送り、ウキウキと準備して翌朝
目的地近くに住む友達から
「雨やけど行く?」
とライン
こっちは降ってないし、天気予報は曇りやで…
と思って
「私は行くから、一応時間に向かうけど、アプリあるし、1人でも大丈夫、あなたは無理ならやめてもいいよ」
と送るとしばらくして、
「向かってます」
と返事

場所は、有漏神社から阿曾津千軒、西野水道

有漏神社というところは、職場のある集落の奥にある神社で、職場の窓から鳥居⛩が見えて、それが湖岸にあるので、村の人たちは船に乗って神社に行かれる。


有漏神社⛩と竹生島

私は、この静かな佇まいに鎮座される神社にどうしても行ってみたくて、歩いて行けないのか、村の人に聞いたところ、案内すると言って、歩いて連れて行って下さった。感謝🥲
湖岸を歩くこと25分で着いた。
それから、この神社に毎月ツアーをくんで参拝しているというわけです。

村の人も一緒に参拝しているうちに、そのあたりのいろんな話を聞き、そのうちの一つが「阿曾津千軒」でした。

その昔、有漏神社⛩を越えたところに阿曾津という千軒ものたくさんの家がある集落があった。ある時、その村に住む金貸しのお婆さんに若者が借りたお金を返せずに、お婆さんをぐるぐる巻きにして、琵琶湖に放り込んだと。そしたら、翌日か?大津波が来て、村が水中に沈んだと言う。その難を逃れた人が移り住んだ集落の名前は熊野とか磯野とか、西野、柳野などの野が付くのだそうです。

ほんまか、嘘か知らんけど…と私に教えてくれた人は言ってました。

そして、西野水道というところは

滋賀県指定文化財。西野水道(にしのずいどう)は、西野の西山という山の麓に、琵琶湖へ向かって貫かれている高さ約2m、幅約1.5m、長さ約250mの排水用の岩穴です。今から170年前、たびたび洪水に見舞われていた西野地区を、洪水から守るために、充満寺の第11世・恵荘上人の発起により行われた土木事業です。能登、伊勢から石工を招き、実に6年の歳月と1275両をかけてノミだけで掘り抜かれた手堀りの岩穴です。

観光情報サイトより

とりあえず、神社までは湖岸を歩き、そのあと山道を行くつもりで計画を立てたのですが、前日にたまたま明日ハイキングに行くと話した人が、そのコースを2回行ったと言う人で、今、琵琶湖の水位が低いので、
「もしかしたら湖岸をずっと行けるかもしれん」
と言われたのを友達にも話し
行けるところまで湖岸を歩こう
と言うことになりました。

ところが、車を降りた途端に雨☔️
持参のカッパを着る。


ここからスタート

時折強い風が吹く、
もしかして、これは悪天候?
と思ったけど、すぐに雨は止んだ。ラッキー💞
来てよかったし、友達も喜んでいた。

前に何度か一緒に神社までは行ったことがあったけれど、あの看板は見たことないと言うので、山の斜面に向かう。
少し上がったところにその看板があった


米倉があったから石垣ができているのか

その時、何かの唸り声が聞こえた。その声は聞いたことのない低い声で、私たちが歩いてきた方の山から2回聞こえた。
私たちは顔を見合わせた!!
熊?
多分そうやね、聞いたことないし
すぐに、下に降りて、でも2人ともそのまま湖岸を歩き続けた。
不安を打ち消すように喋り続けながら、笑ったりしながら、とにかく歩いた。
そして、神社に着いた⛩


神様、ここまで無事にお導きくださりありがとうございます。どうか最後まで、お守りください。
と祈った。

そして、多分上に行ったら阿曾津千軒の跡地が分かりやすかったのかもしれないけれど、鳥居の前を通り過ぎ、また湖岸を行く選択をした・・・が。

大きな岩がゴロゴロしていて、とても歩きにくい。
途中で、岩に藻がいっぱい付いていて、登ったら滑るだろうし、下は水が少しあって渡れない。浅いから、水が引いた時に一気に進んだけど、靴の中に水が入った。幸いなことに少しも冷たいと思わず、いつの間にか乾いていた。


難所は一箇所だけだった

私たちの声以外は波の音だけ


いつも見るより竹生島が大きく見える

うれしくなってきた


落ち葉が綺麗


陽が刺してくる
山へ登る道があった


この木もいつもは水の中なのだろう、貝殻がのっていた


対岸の集落が見える
はぁ〜
釣り人がいて、移動していた

前日見たこの周辺の動画で、釣人に出会ったと言っていたけど、私たちも出会ったから、驚いた。穴場なのか?でも、その人は全く釣れないと言ってた!!

石垣がある
もうすぐ終点


西野水道が見えた
ここは本来琵琶湖の中
西野水道案内所
この奥に遊歩道がある

何十年もかかって、手彫りで作られた最初の西野水道は、今は見学のために残されていて、ヘルメットと長靴、懐中電灯を借りて、腰をかがめながら歩くらしい。この日はお天気がよくなかったので、そこを通るのはやめた。

最初の西野水道を通って、帰りに通る大きなトンネルがあり、私たちはそこから向こうに出た。

そして計画とは違ったルートになったけれど、この琵琶湖の水位が−70センチという今だからこそ歩けた湖岸のルートで、ハイキングできたことはとても嬉しかったし、雨だから断念しなくて本当によかった。

約2時間半の達成感あるハイキングでした。

読んでいただきありがとうございます✨✨

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