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一生忘れられない体験〜その2 、miibaの母はサダバーと言う〜

連載記事の2話目です。
連載なんて言っておきながら、なかなか進まない💦マイペースのmiibaです😁

一生忘れられない体験
〜その1、朝の感覚〜
の続き

〜その2、miibaの母はサダバーと言う〜

☆はじまりはじまり〜〜☆


家を出て、5分もしないうちに電話がなった

母か?

いや、妹だった。
妹は両親と同居してくれているから、
私の到着が遅いから、電話をしてきたのだろう。


今日は
母と天理教教会本部へ行く予定だった。
毎年、4月の婦人会総会という行事には、私の車に他の信者さんを乗せて行っていたのだけれど、今年はその行事もやむおえず、中止となっていた。

あれから5ヶ月も過ぎたけれど、相変わらず、教会本部は人を寄せ付けないように、大きな行事は内々ですませるようにしているし、毎年恒例の1月の「おせち」という行事もすでに中止と決まっている。

さほど熱心な信者でもないけれど、神殿に座った時の何とも言えない落ち着く感じがいい。
「おつとめ」を唱和する時の、
大勢の声が一つになって、神殿全体に響く時
一斉に柏手を打つ時
自然と守られている秩序
磨かれた回廊を歩く時
幼い頃、誰かに手を引かれて歩いた事を思い出して、ふと、涙ぐむ。
万人の故郷と言われるけれど、私にとっても、まさにそんな感じの場所が
奈良県天理市にある天理教教会本部です。


世の中が出かけようモードになっているので、今なら!と思って、27日に天理に行こうと思うと、母に電話をしたら、一緒に行くと言う。

その後の母の行動は早かった!

miibaの母は
サダバー 85歳
翌日の早朝
サダバーから電話
一緒に行く人を誘いたいとの事、
もちろんOK!
そして、同行者2人を瞬く間に決めて、
その次の朝、またもや
家を出る時間を決めるために電話をして来た。
まだ1週間くらい後だから、慌てなくてもいいと思っているのに、
きっと、嬉しいのだろう。
「8時に2人を迎えに行こう」
と。
「それなら、7時45分くらいに出発やな」
と、あの時言っていたのに


今朝
あまりにも静かな平和な朝に浸りすぎて
時間は
既に7時40分を過ぎていた

かかってきた電話には
運転中の為出られなかったので、
車を止めて、折り返し電話をした
「ごめ〜ん、今向かってる〜」
「わかった、気をつけて〜」

10数分後実家についた時、サダバーは外にいた。
miibaは実家の神様にご挨拶をして、
妹と父に見送られ、
サダバーと共に実家を後にした。

続く


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