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とんでもない所にiPhone落とした!!

予想通りの晴れ☀️ウキウキと家を出た😊

先週は雨、その前は駐車場に入れないと言われ、やむおえず断念した登山だった。

3日くらい前に、やっぱり今年中に行きたい!

と思って、ゆきちゃんにメールした😁

今どきガラケーのゆきちゃんは、3歳年下の独身女性で、4年前に2人で山ガールデビューして、何度か一緒に山に行った。

その大木は、初めてその写真を見たときに、あまりの壮大な姿に一瞬で、目を奪われ、行きたい❣️と思ったから、場所を教えてもらい、初めて登ったのが2年前だった。

その時は平日だったので、ゆきちゃんは誘わず、山に慣れている小川さんに一緒に行ってもらった。

あれから、数回行ったけれど、ゆきちゃんとは行ったことがなくて、私がその話をしたら、

是非連れて行って

と言っていた。

土曜日はヨガの日だと知っていたから、断られるかも・・と思っていたら、

行く!

と返信あり。12時から予定あるから早めに行こうと。

やった〜‼️

待ちに待った今日、8時に待ち合わせ、私の車で登山口まで行った。

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昔、お寺があったらしい場所のそばにその大木は立っている。

私たちは、高雄寺跡己高山登口と書いた看板のところから登り始めた。

しばらく登ると暑くなってきた、家を出た時は寒くて、曇り空だったから、厚手の防寒着を着ていたので、ちょっと足を止めて、着替えて、時々水を飲んだりして、話をしながら登っていった。

途中で、少し見晴らしの良いところがあって、木々の間から琵琶湖が見えた

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私が写真を撮っていると、

「こっちを暗くすると、遠くがよく映るらしいよ」とゆきちゃんが教えてくれて撮り直す

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なるほど、向こうの山がよく見えて、左の方に琵琶湖が見える。まだ紅葉も残っていて、景色は良かった。

ゆきちゃんが前にすごくきつい山に登った時の話などを聞いて笑いながら歩き、目印の赤い布などが所々の枝に結んであり、迷うこともなく登って行けた。

途中で矢印があり、

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ここまでは40分くらい。

落ち葉をふみしめ、動物の糞や、キノコを発見したり、たまに後ろを振り返って、景色を眺めながら、さらに登っていくと、少しなだらかな所に出た

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先を歩いていたゆきちゃんが

「あれか?」と言った

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その方を見上げて

「あれや‼️」と私

「すごいねー」

とゆきちゃん

登り始めから1時間ほどだった

逆杉と呼ばれるその大木は樹齢1000年以上、そんな杉の木は屋久島でも行かないと見られないと思っていた私は、年に一度は会いに来たいと思っていた。

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やっと会えた‼️

嬉しかった。

持ってきたお神酒とお菓子を置いて

手を合わせる。


ピクニックのようにシートを広げて、寝転んでお喋りし、おやつを食べて、ヨガをした。

とても気持ちよかった😊

そのうち、雨がぽつりとあたり

「あ、雨や、そろそろ帰ろう」

と私が言った。

「うん、いいところに連れてきてもらった、ありがとう✨」

とゆきちゃん。


私たちはもう一度写真を撮り、来た道を降り始めた

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雨だと思ったのは、一瞬で、晴れ間も見えてきた、あれは、もう降りなさいというお知らせだったのかもしれない。

落ち葉を踏み締め来た道を降りて行く。途中で足が滑った、先を歩くゆきちゃんは気づかずに進んでいて、よかったと思った。

また、少し行くと滑ったけれど、尻もちをつくほどではなかった。降りる時は足に力を入れないと危ないんだった。と思い出す。

ゆきちゃんは上手に歩いている。

また、滑った時はゆきちゃんが振り返った。

「大丈夫か」

「うん、ゆきちゃんは上手に歩くね」

「靴と杖のおかげや」

そんな風に時々話しながら、登りより短い時間で降りてきた。

「早かったね」

「うん、写真とるわ」

とポケットに手を突っ込むと、そこには何も入っていない‼️

「ゆきちゃん、携帯落としたみたい」

「え、カバンの中には入れてないん?」

「最後に写真撮ったときにポケットに入れたんや」

「え?」

「いつが最後やった?」

「逆杉降りる前やったから、途中で滑った時にポケットからおちたんや」

ゆきちゃんは12寺から用事があると言っていたから、もう一度登るのは無理だ

「諦めて、このまま帰るわ、新しいの買ったらええし」

そしたらゆきちゃんが言った

「もう一回登ろう」

「えー、そんなの大変やん」

「私はいいで、登ろう」

と神様みたいなことを言ってくれた‼️

そうして、私たちは再び、山を登り始めた。

先を歩くゆきちゃんは、時々自分の携帯から私に電話を入れている、マナーモードだったかもしれないけれど、ゆきちゃんは

「マナーでもバイブの音がきこえるよ」と言ってくれた。

私は、

見つからなかったら、しばらくnoteもお休みだ・・・あ、iPadで書くか?ラインできない、電話も・・・とか、考えつつも、見つかる気がしていた。

ゆきちゃんが見つけてくれてありがとうございます

って呟いた。まだそうなっていないけれど、そうなると信じて先にお礼を言うと実現すると言う。

お礼にランチでもご馳走しようと決めた

しばらくして、

「これか?」とゆきちゃんが言った

それは、チョコレートの箱の中の紙だった、誰かがゴミをこんな所に・・・私はそれを拾ってポケットに入れた。

どうか見つかりますように・・・

半分くらい登ってきたけれど、見当たらない

「もう、上まで行ってみよう」

「ごめんね、ゆきちゃん大丈夫か?」

「うん、大丈夫やで」

ありがとうゆきちゃん。

そうして、ゆきちゃんはどんどん先に行った。

「あった!!」

ゆきちゃんが拾い上げてくれたのは、、まぎれもない私のiPhoneだった‼️

「ありがとう‼️」

ふたりで抱き合った‼️

「みーちゃんの携帯が見つかって嬉しい‼️」

「ゆきちゃん、ありがとう、ごめんね、2回も登ってもらって」

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落ちていた場所を写真に収めて、私たちは

明るい気持ちで山を降りました😊

「私、見つかると思ってたんや、諦めたらあかんから」

とゆきちゃんは言った。

だから、上まで行ってみようって言ってくれたんだ!

ありがとう♡


この体験で、またもや私が感じたのは、

私には落ち込むという事がないのかもしれないと言うこと。

そして、起きたことは仕方がないから、先に進もうというやり方が身についたと言うこと。

ありがとうございます😁


最後まで読んでいただきありがとうございます💖





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